電撃文庫 好きだった子をメイドにしたら、俺の部屋でこっそりナニかしている

鏡 遊【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2025/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 296p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049152012
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　清宮継司は由緒正しい名家の一人息子。だが事情があって家は継げず、別邸で一人暮らしを楽しんでいた。ある日、上流階級の同級生たちすら一目置く優等生・氷坂清耶香がメイド服を着て転がり込んでくる。

「いくら俺でも、同級生を金で雇うほどクズじゃないぞ」
「雇ってくれないなら、メイド服を着た宿なし少女が爆誕するわ」
「断ってもクズになるのかよ！」
「今ならあなたが期待する『ご奉仕』もついてくるわよ？」
「…………」
「あ、ちょっと揺れたわね」

　密かに好きだった女子と一つ屋根の下なんて精神がもたない！
　けど清耶香は、たまに俺の部屋を漁って何をしてるんだ？


【目次】

内容説明

信じて雇った貧乏メイドが怪しすぎる！？清宮継司は由緒正しい名家の一人息子。だが事情があって家は継げず、別邸で一人暮らしを楽しんでいた。ある日、上流階級の同級生たちすら一目置く優等生・氷坂清耶香がメイド服を着て転がり込んでくる。「いくら俺でも、同級生を金で雇うほどクズじゃないぞ」「雇ってくれないなら、メイド服を着た宿なし少女が爆誕するわ」「断ってもクズになるのかよ！」「今ならあなたが期待する『ご奉仕』もついてくるわよ？」「…」「あ、ちょっと揺れたわね」密かに好きだった女子と一つ屋根の下なんて精神がもたない！けど清耶香は、たまに俺の部屋を漁って何をしてるんだ？

著者等紹介

鏡遊［カガミユウ］
ライトノベル作家兼シナリオライター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[D]

ヒロインの制服とメイド服のギャップがすさまじかった。どちらも好きだ。そして、意外なところに物語が進んで予想を裏切られた。さきがどうなるのか、全く読めない。続きを早く読みたい！

2025/07/10

[よっち]

由緒正しい名家の一人息子ながら、事情があって別邸で一人暮らしをする清宮継司。彼のもとに同級生・氷坂清耶香がメイド服を着て転がり込んでくる青春ラブコメ。上流階級の生徒たちが通う高校で、特待生としてトップに君臨する清耶香の母親が失踪し、住んでいたアパートを追い出された彼女が、継司に頼み込みなし崩し的に押しかけメイドとして同居する展開で、制服とメイド服のギャップを彼だけに見せる清耶香が、ほどほどでよしとしていた継司を変えようとする一方で、2人の何とも複雑な背景も明らかになっていったこれからの展開が楽しみですね。

2025/07/11

[れっちん]

“美少女×メイド”で、“（他の男には）塩対応が継司には献身的”という、 男の夢をぶっ込んできた内容ながら、実は裏でナニかしてる。 このギャップを、鏡遊先生が絶妙なバランスで仕上げてくるあたり、さすがの妙技。 そしてその美少女メイドを、ひげ猫先生のアホ毛で描かれたら── はい、昇天。 ちなみに主人公、隠れ有能系でけっこう男前。 この手のラブコメで、ちゃんと芯のある男子はポイント高い。俺好み。 まだプロローグなので評価はこれから。

2025/07/21

[りざーどん]

面白かったですねー。ビジュが良すぎる。クール同級生でメイド。2人のベタな同棲生活の描写が好きでしたねー。部屋で何をしていたのかと思えばなかなかシリアスなやつ。キャラとしては万里辻さんが好きでした。妾OKなの笑いましたね。ただ引き立て役が暴力使ってくるのは、なんかなぁ。って気持ちです。名家って設定なら行動に対するリスクくらい考えるやろ。。成り上がり系のストーリーにするためしゃーない展開なのかな。続きも読みたい！

2025/07/12

[真白優樹]

名家の生まれであるも婚外子であるが故に気ままに生きてきた少年の元を、級友の少女がメイド服で訪れ始まる物語。―――血に刻まれた呪いを絶つ為、魑魅魍魎の頂点に立て。　気ままなクズ、という仮面の裏に己の心を押し隠してきた少年が、少女を守る為に勢力争いへ立ち上がる物語であり、タイトルの軽さとは相反する、どろりと濁った重さがある物語である。始まったばかりの叛逆譚、何周も周回遅れな状況から全てを掴めるのか。全てから愛されぬ少年は、その歩みの中で何かを得ていく事は出来るのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。

2025/07/10