電撃コミックスＮＥＸＴ 姉の親友、私の恋人。 〈３〉

藤松盟

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2023/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 162p／高さ 19cm
• 商品コード 9784049149555
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

菊と向き合うこと、そして前に進むことを決心した聖奈は、仕事復帰に向け挑戦をしていた。
同い年のゆりあとも出掛けるようになり、お互い刺激を受けあうように。
菊に対しても、自ら歩み寄りを試みるようになった。
そんな聖奈を見て、菊の感情は膨らんでいき――。

二人の女性が抱える恋のお話、第3巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[おこげ]

デートを重ねて二人のペースで歩み寄る菊と聖奈。少しずつ進みながら待つしかできない現状に、焦る菊の本音はどこか聖奈に漏れているようだ。再び筆を持ちエッセイに挑戦する聖奈の成長とともに恋人になれた二人の進展を心待ちにしているよ✒️先ずは名前呼びから大きな一歩を。

2023/03/24

[もるーのれ]

聖奈ちゃん、文筆業を再開したし、同い年のゆりあちゃんとも仲良くなってきてるし、何より恋人の菊さんへの対応も少しずつではあるけど前向きになってきたのが良かった。距離がもっと縮まると尚いいなぁ。

2024/06/23

[Reticle]

聖奈の再生の物語。自分の殻に籠って菊の差し伸べた手すら払っていた聖奈が，徐々に周囲に心を開くとともに支えられることを学ぶ。中でも，もともと小説家として気鋭の若手であった聖奈と，分野は違えどクリエイターとして気の合った同い年のゆりあとの対話は，フロントランナーとしての誇りと尊敬が互いに感じられる心地良さがある。一方で，聖奈が復活し菊への依存が無くなれば，2人の互いにとっての居場所はどうなるか。残り火の様に抱える聖奈の優奈への感情と併せ，決着を付ける時が来る筈。復活劇を見守りながら，今はその時を待ちたい。

2023/10/22

[もっち]

ほとんどずっと会話劇だけど考えていること心の動き、本当にゆっくりと歩み寄っていく様子を丁寧に描いてくれて全然飽きない 一緒にいろんなところに行っていろんなことを話すのはいいものだな、って

2023/03/27

[ripple]

恋人だけど距離感を感じる二人のデート多め 少しずつ距離が縮まっているきがする 菊と聖奈それぞれの視点でかかれているけれどまだ遠慮がちではもっといちゃついていいのよ 菊さんが何の仕事してるかわからなくなる 古そうなカメラと思ったらデジタルカメラだった、

2023/03/31