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出版社内容情報
記憶を失くした幽霊の人香を相棒に、探偵事務所を営みながら人香失踪の真相を探っている元刑事の巻矢。
元の職場での警察手帳紛失事件や、不思議な着ぐるみにまつわる謎を解決していく中、妹を助けてほしいと依頼に来た人物にはめられ、二人は廃ビルに監禁されてしまう。
巻矢の許に持ち込まれたそれぞれの謎は、やがて行方不明となっている人香の足跡に繋がっていき――辿り着いた先に待っていた意外な真実。心優しき幽霊と苦労性な探偵を待ち受けていた運命とは――!?
内容説明
記憶を失くした幽霊の人香を相棒に、探偵事務所を営みながら人香失踪の真相を探っている元刑事の巻矢。元の職場での警察手帳紛失事件や、怪しい着ぐるみにまつわる謎を解決していく中、妹を助けてほしいと依頼に来た人物にはめられ、2人は廃ビルに監禁されてしまう。巻矢の許に持ち込まれたそれぞれの謎は、やがて行方不明となっている人香の足跡に繋がっていき―辿り着いた先に待っていた意外な真実。心優しき幽霊と苦労性な探偵を待ち受けていた運命とは―!?
著者等紹介
山口幸三郎[ヤマグチコウザブロウ]
福岡県出身。2008年に第15回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”を受賞。翌年、受賞作『神のまにまに!』で電撃文庫よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
16
さくさくと♪何となく読了。真相は判明しても、成仏されないご様子。2023/08/28
冬野
9
シリーズ第二弾。前巻はライトミステリという趣だったが今巻はうって変わってヘビーでシリアス。偶発的に起こったと思われた事象が過去の重大事件に収束していく。主人公が謎の人物に廃ビルへ監禁され、そこには遺体が…という前半は惹きつけられたが、後半になるにつれ気持ちが沈んだ。正義を守るべき立場の人が不正に手を染めていたという真相は好みから外れる(単純に面白くないので)。あとやはり若葉に少しは可愛気が欲しい。今巻までは過去に目が向いている人ばかりだったので、続刊があるなら未来を指向した話が読みたいかな。星:3.5/52023/05/15
栗山いなり
7
元刑事の探偵とこれまた元刑事の幽霊コンビが事件を解決していくミステリー小説。日暮旅人で培ったであろうアウトローな雰囲気が今回はやたら前面に出てたような気がする。こういうのもたまにはいいけどね2023/05/14
イカまりこ
6
KindleUnlimited 1巻の時に感じた人間関係が私の勘違いだったのが残念だった。ああ、そっちなのね…って。今回の構成は前と違って、幕間を挟む形。バラバラの話が主人公の監禁に絡んで前巻からの大きな疑問、人香はなぜ死んだのかに終結していく。その規模がでかくて、何も信じちゃいけない気分になった。これってまだ続くんだろうか?これで終わるような犯人とかにしてもよかったような。やっぱり成仏って必要だと思うから、そこはちゃんとさせてあげてほしい。2025/03/16
あずとも
6
幽霊×探偵の謎解き事件簿第2弾。巻矢の営む探偵事務所に持ち込まれたそれぞれの謎が行方不明となっている人香に繋がっていき、最後には人香失踪の真実が明らかに。やはりこの人かと残念。面白かった。まだまだ続いて欲しいな。2023/04/30
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