電撃文庫<br> 天使は炭酸しか飲まない〈3〉

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電撃文庫
天使は炭酸しか飲まない〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 372p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049145366
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



丸深 まろやか[マロミ マロヤカ]
著・文・その他

Nagu[ナグ]
イラスト

内容説明

御影冴華の問題が一段落し、夏休みを迎えた明石伊緒。彼の前に天使の正体を知る後輩、瀬名光莉が現れる。「相談に乗ってくれないなら、明石先輩が天使だって言っちゃいますよ?」明るく友人も多く、あざとさも持ち合わせている。そんな恋愛巧者にも見える光莉だが、自らの恋を確実に成就させるため、天使に相談を持ちかける。「告白は好意の確認作業」だと言う光莉。「相手が自分のことを好きでなくても告白することに意味がある」と考える伊緒。恋愛観のズレを感じつつも、伊緒は天使として依頼を受けるのだが―。花火に補習にお泊まり会。しゅわりと刺激的な夏が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なっぱaaua

44
顔に触れるとその人の想い人が分かるという特殊な能力を持った明石伊緒が天使となってお悩みを解決していくという話の第三弾。今回は後輩瀬名光莉の恋を応援するのだが、そのプロセスの中で伊緒の過去の想いが何度も甦る。前2作のヒロイン湊と御影が明らかに伊緒に好意を寄せているのが外から見ればよく分かる。それでも伊緒の囚われた想いは深い。今までは誰かを救う話だったが、これからは伊緒が救われる話になるのではないか。~続く~2022/09/30

よっち

43
御影冴華の問題が一段落し夏休みを迎えた明石伊緒。補習にバイトに忙しい彼の前に天使の正体を知る後輩・瀬名光莉が現れる第三弾。自らの恋を確実に成就させるため、天使の秘密をネタに伊緒に恋愛相談を持ち掛ける光莉。明るく友人も多くてあざとい恋愛巧者にも見える彼女との恋愛観のズレを感じながらも、彼女のために動き出す伊緒。一方でヒロインたちがお泊まり会で親睦を深めたり、花火大会に行って仲良くなってゆくその幸せな関係性も、伊緒を巡って静かに確実に変化しつつあって、最後の急展開から物語もまた大きく動き出しそうで続巻に期待。2022/09/09

芳樹

38
夏休みを迎えた伊緒の元に後輩の光莉が現れ、自分の恋を成就させて欲しいと相談する。どうやら彼女は伊緒が”天使”だと知っているようで…。後輩の恋を中心にしながら、三大美女たちのガールズサイドストーリーが語られる今回ですが、本質的には彼女たちとのやり取りを通じ、伊緒の止まった恋愛観が動き出す、彼の前進の回だったと言えるでしょう。であるからこそ、伊緒がこれからどう動いていくのか、ぜひとも続きを見せて頂ければと思います。2022/09/17

オセロ

34
夏休みになっても天使に休みは関係ない(笑) 冴華の問題を解決したのも束の間、天使の正太が伊緒だと知る後輩の瀬名光莉が現れる。 湊や冴華と違って、今回は伊緒が光莉のサポートに徹する展開でしたけど、その中で女子会を通じて深まる女子の友情や、花火大会での伊緒達の心に刻まれるものは青春そのもの。 そして、光莉の恋愛観に触れた伊緒の止まった時間が動き出すのか、次巻が発売されることを願っています。2022/09/11

まっさん

28
★★★★ 他人の顔に触れるだけで相手の想い人が分かる能力を持つ少年が、自身の経験から他者に悔いのない恋愛を送る事が出来るよう「天使」として多くの恋路をサポートする物語第三弾。 今巻も安定して面白く、前二巻で構築された人間関係を土台に話が進んでいく巻でしたね。主人公・伊緒を取り巻く人間関係、特に彼に大きな恩を感じている二人のヒロインが微妙な距離感を保ちつつ彼にアプローチする様子には終始ニマニマさせられました。 そんな中、今巻焦点が当てられるのは伊緒が天使だと知る後輩少女・光莉。前二人のヒロインとは立ち位→2022/09/24

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