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出版社内容情報
無能力者でありながら嘘と詐欺だけで異能学園の怪物たちと渡り合ってきたジンとニーナ。激闘の末、学園の秘密に近付いた矢先、突如として特務機関〈白の騎士団〉のメンバーにしてニーナの実兄・ハイネが担任教師として赴任してくる。
ハイネに殺された養父ラスティの遺志を継いだジンたちは、ハイネが結成した自警団に参加しつつ、裏では彼を陥れるという最高難度の信用詐欺に挑むことに。
無敵の特異能力を持ちながら嘘や策略でもジンを圧倒する最強の敵に、果たして立ち向かう術はあるのだろうか…!?
究極の“騙し合い”エンターテインメント、最終章!
内容説明
無能力者でありながら嘘と詐欺だけで異能学園の怪物たちと渡り合ってきたジンとニーナ。激闘の末、学園の秘密に近付いた矢先、突如として特務機関“白の騎士団”のメンバーにしてニーナの実兄ハイネが担任教師として赴任してくる。ハイネに殺された養父ラスティの遺志を継いだジンたちは、ハイネが結成した自警団に参加しつつ、裏では彼を陥れるという最高難度の信用詐欺に挑むことに。無敵の特異能力を持ちながら嘘や策略でもジンを圧倒する最強の敵に、果たして立ち向かう術はあるのだろうか…?究極の“騙し合い”エンターテインメント、最終章!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
無能力者ながら嘘と詐欺だけで異能学園の怪物たちと渡り合うジンとニーナ。激闘の末に学園の秘密に近付いた矢先、突如特務機関〈白の騎士団〉の実力者でニーナの実兄ハイネが担任教師として赴任する第三弾。ハイネに殺された養父の遺志を継いで、ハイネが結成した自警団に参加しつつ、裏では彼を陥れる最高難度の信用詐欺に挑むジンたち。無敵の特異能力を持ちながら、嘘や策略でもジンを圧倒する最強の敵を相手に、ニーナとのコンビでヒリヒリするようなギリギリの駆け引きを繰り広げる圧巻の最終決戦でした。とても二人らしい結末で次回作も期待。2022/07/08
オセロ
25
【祝・完結】 白の騎士団でもあり、ニーナの兄のハイネがジンの前に立ちはだかる。あの手この手でジンの退路を断とうとしてくるハイネVS嘘と演技を駆使するジン・ニーナの騙最後まで先が読めない騙し合いは読み応えがありました。 長く続いて欲しかったシリーズだっただけに、3巻での完結は残念ですが、野宮先生の次回作も楽しみにさせていただきます。2022/07/11
まっさん
22
★★★☆ 無能力者でありながら嘘と詐欺で学園をのし上がる二人の行く末を描いた完結巻。正直この段階からどうやって物語の風呂敷を畳むのかなと思っていたけど、まあある程度納得出来る終わり方だったのかなと。 今巻はヒロイン・ニーナの実兄で主人公・ジンの怨敵でもあるハイネが学園へ赴任してくる所から始まる話。表面上は国の英雄として崇められているが、実態は幾人もの人を惨たらしく拷問して殺害している彼の残虐性、そしてこれまでジン達が用いてきた知力を有する能力者という最大の難敵に挑む最高の見せ場でしたね。正直、本来意図→2022/09/11
ツバサ
17
騙し合いエンターテイメントもこれにて完結。正直、もっともっとジンとニーナが周りを騙していく様子を見たかった。最終巻である今回はニーナの兄が登場して、ジン達をかなり追い詰めていく。絶望的な状況をどう切り抜けるのか。ハラハラしましたが、見事な落としどころでした。ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/07/09/1200002022/07/09
まるとも
13
最高のペテンだった...この作品でしか味わえない期待感がとても好き2022/09/18