電撃文庫 娘のままじゃ、お嫁さんになれない！〈２〉

なかひろ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2022/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 301p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049143454
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

「さっくん。ちょっとそこに座りなさい」
　見取桜人、２６歳、独身、高校教師。……お年頃な娘を持つ一児の父。
　冒険家だった祖父の忘れ形見、星咲藍良を娘として引き取ってから春が過ぎた。
　銀髪碧眼の見た目で、高校で孤立していた藍良も、元カノの妹で同級生の泉水流梨のおかげで、どうにか楽しい学園生活を送っているようだ。
　そして、同居生活が始まってから、初めて過ごすＧＷ。約束していた二人きりのキャンプに出掛けたのだが、
「私……裸で、さっくんの抱き枕になる」
　娘のままじゃいられない藍良からの猛烈アピール攻撃が桜人を襲う――！?
　親と娘、先生と生徒、近くて遠い関係が織りなす年の差ラブコメ、第２篇！

内容説明

「さっくん。ちょっとそこに座りなさい」見取桜人、２６歳、独身、高校教師。…お年頃な娘を持つ一児の父。冒険家だった祖父の忘れ形見、星咲藍良を娘として引き取ってから春が過ぎた。銀髪碧眼の見た目で、高校で孤立していた藍良も、元カノの妹で同級生の泉水流梨のおかげで、どうにか楽しい学園生活を送っているようだ。そして、同居生活が始まってから、初めて過ごすＧＷ。約束していた二人きりのキャンプに出掛けたのだが、「私…裸で、さっくんの抱き枕になる」娘のままじゃいられない藍良からの猛烈アピール攻撃が桜人を襲う―！？親と娘、先生と生徒、近くて遠い関係が織りなす年の差ラブコメ、第２弾！

著者等紹介

なかひろ［ナカヒロ］
新潟県出身のシナリオライター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[中性色]

ペグ。話としては纏まっているけれど、若干パンチが薄いのかな。キャラとしては悪くないんだが、昨今同じ手合いの作品も多いからなぁ。

2022/07/21

[真白優樹]

黄金週間にキャンプをする事になり準備をする中、思いを伝えた藍良がぐいぐい来る今巻。―――共に悩み、背負って。それが家族、と言う名の秘宝。　子供だからこその純粋さと無鉄砲さでぐいぐいと来る藍良の熱に桜人の心が突き動かされ、熱を思い出していく。前巻にも増して温かさと甘さが駆け抜けていく巻であり、迷いもがきながらも一歩ずつ進んでいく二人の尊さが心によい巻である。これからも続く人生と言う名の旅。不安は一杯、でもいつかは辿り着けるのだろう。彼等が望んだ、自分達だけの秘宝と言うものに。 うん、とても面白かった。

2022/07/13

[びぜんや]

うーん。褒めどころが「絵がかわいい」しかないなぁ。出てくるキャラが揃いも揃って「自立している優等生」揃いなのでストーリーが思い切った方向に進んでいかず、小さくまとまってしまっているのが致命傷。ディテールで武装する作風はあいかわらずで、高校教育と千葉と国籍に関わる法制度とキャンプと格言に関する作者の知識を披歴して終わった感じがします。ラストのまとめ方はそれなりに上手く、納得も出来ますが、「冒険」という風呂敷をずいぶんとちっちゃく畳んでしまったように見えます。☆☆☆☆☆＋

2022/07/25

[sao]

読了。

2022/07/17

[わんこそば]

1巻から引き続きひたすらに真面目な本作。 タイトルから分かるフィクションならではのラブコメ設定をフィクション過ぎないリアリティのあるキャラクター達で動かす。にじみ出る誠実さが読んでいて心地よい。いつまでも読んでいたい安心さをくれる。安心な僕らは旅に出ようぜ

2023/11/12