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出版社内容情報
それは、ペイルライダーの作り出す空間が破られた直後のことだった。
米国での聖杯戦争にマスターの一人として参加した時計塔の鬼才フラット・エスカルドスが、狙撃手による凶弾によって頭部を撃ち抜かれ、崩れ落ちた。
――はずだった。
だが彼は突如として再生する。英霊以上の魔力を伴う、此度の聖杯戦争における最大級の危険因子として。
同時刻、西部の森林内では真バーサーカーとそのマスターであるハルリが、女神イシュタルの下で神殿を建築しようとしていた。さらにはイシュタルが呼び寄せた“台風”も近づいており……。
混乱に満ち満ちた状況を前に、黒幕達は非情なる裁断を下す。――48時間後、スノーフィールドを『浄化』する、と。
内容説明
それは、ペイルライダーの作り出す空間が破られた直後のことだった。米国での聖杯戦争にマスターの一人として参加した時計塔の鬼才フラット・エスカルドスが、狙撃手による凶弾によって頭部を撃ち抜かれ、崩れ落ちた。―はずだった。だが彼は突如として再生する。英霊以上の魔力を伴う、此度の聖杯戦争における最大級の危険因子として。同時刻、西部の森林内では真バーサーカーとそのマスターであるハルリが、女神イシュタルの下で神殿を建築しようとしていた。さらにはイシュタルが呼び寄せた“台風”も近づいており…。混乱に満ち満ちた状況を前に、黒幕達は非情なる裁断を下す。―48時間後、スノーフィールドを『浄化』する、と。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
25
随分まった気がしますし、少し忘れかけた所もあったのであらすじがあって助かりました。群像劇すぎて登場人物の移り変わりが激しい中、最後の参戦者達ととんでもない展開に。どんな激しい展開が起きるのかと期待しますが、収拾つくのかと心配も。あと皆熱い展開をしそうですが、デュマも良いキャラになってきたなと。2022/03/16
陸抗
23
イシュタルが張り切れば張り切るほど、最後のやらかしが怖い。とんでもない失敗やらかすに違いないもんね。フラットのあれから、ロードエルメロイの教室の面々がやってきた。事件簿あまり知らないけど、今後の展開分かるかしら。2022/07/12
サケ太
17
いやぁ、やられまくりなのは毎回そうなのだけど。まさかの、まさかの、展開。次巻へのワクワクさせられる引き。やられました。2022/03/19
yosa
16
待たされ過ぎて前巻の衝撃的な「引き」も忘れていたのでリハビリしながらの読書となってしまいました。熱もすっかり引いた今となっては読んでも読んでも盛り上がりに欠け、遅々として進まない群像劇は時折睡魔の餌食となってしまったり。結果読むのに時間がかかってしまいましたが今回の「引き」もなかなか優秀で、なんだかんだで続きを読みたい欲は沸いて出てはきたものの、きっと次が出る頃には再び忘却の彼方なんだろうなと未来視できてしまい虚しくなってしまいました。刊行ペースが遅いのが全ての悪なのだ。せめて最低年一回の刊行を願います。2022/05/09
みやしん
14
現代でどんなに結末を改竄されようとも、元創造者へヘイトどころか好感しか積まれないという、本人が抱く皮肉。そもそもシリーズ内でどれだけ英霊が女体化させらたかね。登場人物が増えすぎたため、出番無しキャラもまた増えにけり。2022/03/24