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出版社内容情報
いよいよ近づいてきた年度末。伽耶は受験を控え、僕らは音楽祭の準備が大詰め。そんな折、華園先生が以前所属していた管弦楽団が人数不足だというので、PNOメンバーはヘルプにかり出される。コンサートはよりにもよってバレンタインデー! メンバー全員からのチョコ総攻撃に僕はもう手一杯。
でも甘い時間はいつまでも続かない。解散の危機に瀕した管弦楽団を救うため、僕は彼らを音楽祭に呼ぶことを決意。最高の演奏をして復活アピールをしなければ!
高まる恋のアンサンブル、超高純度青春ストーリー、第4弾!
内容説明
いよいよ近づいてきた年度末。伽耶は受験を控え、僕らは音楽祭の準備が大詰め。そんな折、華園先生が以前所属していた管弦楽団が人数不足だというので、PNOメンバーはヘルプにかり出される。コンサートはよりにもよってバレンタインデー!メンバー全員からのチョコ総攻撃に僕はもう手一杯。でも甘い時間はいつまでも続かない。解散の危機に瀕した管弦楽団を救うため、僕は彼らを音楽祭に呼ぶことを決意。最高の演奏をして復活アピールをしなければ!高まる恋のアンサンブル、超高純度青春ストーリー、第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
54
伽耶の受験を控え、音楽祭の準備も大詰め。管弦楽団のヘルプに駆り出されるメンバー、最高の演奏を届ける事は出来るのか?……というお話。相変わらずの音楽ラノベと言ったらこの作者さんですね。メンバーのいつものやり取りも青春のひとコマだと思うとくどいと言うよりは懐かしい感じすら覚えます。それにしても主人公はなんでも出来ますね。器用貧乏はなんでも出来て良いんですが、苦労しますよね。2022/11/28
芳樹
53
客席と舞台との間には見えない溝のような何かが横たわっています。本来あちらにいるべきなのに何故自分はこちらにいるのだ。真琴の気持ちがヒリヒリ痛いほど伝わってきて、かつて学生時代にオケで演奏していた自分が経験した、悔しさや焦燥感などが思い出されました。さて、そんな向こう側にいるべき真琴が、タクトを取りオケを指揮することになる今回。演奏会での音楽が聞こえるような文章にくらくらし、彼が視たそこにいない『彼女』の姿にジーンと心熱くなりました。次回は進級してPNOも一層賑やかになりそうですね。続きがとても楽しみです。2022/03/15
星野流人
41
今回のテーマは、「人が音楽を続けることと、やめること」でしょうか。スタジオのオーナー黒川さん、そして『けものみち交響楽団』という確かな腕を持つ者たちであっても、音楽をやめるときが来る。それは一体なぜなのか。 今巻では真琴がオーケストラの指揮者を務めることとなります。これまで女装したり裏方に回ったりといったことが多かった中で、紛れもなく表舞台で輝く姿がかっこよかったです。時節的にはバレンタインのお話で、チョコレートを渡されるシーンがとても微笑ましかったです。改めて、PNOのヒロインたちのレベルって高いよね。2022/03/29
よっち
35
伽耶は受験を控え、真琴たちは音楽祭の準備が大詰め。そんな折、華園先生が以前所属していた管弦楽団が人数不足で、PNOメンバーがヘルプにかり出される第四弾。黒死蝶復活ライブに巻き込まれる真琴。そして管弦楽団のバレンタインコンサートに関わることになり、解散危機に瀕した管弦楽団を救うため、彼らを音楽祭に呼ぶことを決意する展開でしたけど、相変わらずメンバーたちとのコントめいたやりとりが楽しくて、鈍感主人公なのに熱い想いで周囲の人を巻き込んで、ヒロインの親たちも納得させてしまう真琴の音楽バカっぷりが今回も最高でした。2022/03/10
しぇん
20
女装ネタとかクドすぎて正直前半読んでて、やや苦痛に感じてしまいましたが後半のクラシックを絡めてからは面白かったです。多分凄いんだろうな、と思うけど未だ自分にはよくわからない指揮者の話も、なんとなく納得できました2022/06/26