- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
「ピトフーイを殺るのは私だ」。時雨沢恵一が贈る痛快ガンアクション!
内容説明
間髪入れず開催された第五回スクワッド・ジャム。1億クレジットという大金がかかった賞金首にされてしまったレンは、SHINCとの共闘による王座奪還を誓うのだが―特殊ルールにより、チーム全員バラバラの地点に放り出されてしまう…。濃霧のなか、SJ4でZEMALを優勝に導いた謎のプレイヤー・ビービーと偶然出会ったレンは、一時的に手を組み死戦をくぐり抜ける。好敵手のボスやデヴィッドも加わり、どうにか陣形を整えたレン達の前にビービーのチームメイトを容赦なく撃ち殺すグレネード・ランチャー使い=フカ次郎が現れ…。レンは無事仲間と合流し、SJ5優勝へ導くことができるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
65
おいでませさらなるクソルール、おいでませ危ねえ連中(読者だから言えるいいぞもっとやれ)。いきなりのなまはげフカから声付きでみたいレンとフカの遠慮皆無な掛け合い。四強以外の脇を固める個性派達が暫定で組むスポーツマンシップ溢れる光景は世界一平和な殺し合い感ある(異論は認める)。それを薙ぎ払うのがいつものイカれた奴らだがな!とりあえずボス、ピトさんそこまで考えてない!ホント追加ルールも相変わらずクソだなあの作家(超褒め言葉)! と思ったら爆弾いくつも落としてきやがったわぁ・・・。やばい予感しかしない。2022/02/12
雅
51
嫌がらせとしか思えない特殊ルールの追加で更なる盛り上がりに期待。下巻が待ち遠しい2022/04/30
星野流人
44
視界の効かない濃霧の広がるフィールドで、バラバラに散らばったプレイヤーたちが時に手を組んだり時に不意打ちしたりと大暴れ。特殊なステージ設定のため、普段では見られない組みあわせでの共闘が見れるのがとても楽しいです。大得意の雪原ステージで暴れまわるシャーリーは、彼女がとても楽しそうで良かったですね……。 そしてなんといってもここまでのSJ5、自爆チームDOOMの活躍が光ります。巻き込まれたらすべてが終わる自爆野郎たちが戦況を引っ掻き回していて、まさしく彼らの本懐通りの大活躍でしょう。2022/02/14
オセロ
30
フカ次郎の暴走から始まるSJ5中盤戦。優秀な参謀ビービーと凄腕ダヴィッドと離れ離れになり、新たにフカ次郎とボスとパーティを組み、賞金首のレンを狙う連合組に対する作戦は…ゴミ箱!? 今回も緊張感のある中でレンのツッコミがいい味を出す戦闘が見られた一方で、再びマップが狭くなっていく緊張感がいいですね。仲間たちが霧の中で生き残ったあらましが明らかになったと思ったら…シャーリーやりやがった!2024/11/18
こも 旧柏バカ一代
21
霧が晴れるまで、チームメイト達も四苦八苦していたが、何とかレン、フカ、ピト、M、ボス達が合流できたのだが、、そこは主催があの作家。2回目のSJであったように土地がドンドン崩れて真ん中の城塞に入らないと生き残れない。それで何とか城塞に入ろうとするのだが、既に城塞に入っている連中が近づけまいと撃って来る。近づけないと思ってたら自爆の中坊が突貫して爆発。それでも生き残って城塞の城壁にたどり着いたら、ピトフーイがシャーリーに撃たれて死亡。ピトさん脱落と思ったら、どうも作家が幽霊になりなYO!と悪巧みをしてる模様。2024/09/24