出版社内容情報
新しい時代の幕開け―――。
長きに渡る戦が終わり、世は新しい時代「無限」を迎える。
「藍渓鎮」に住む少女、李清凝は十五歳となっていた。
戦の終わりを機に故郷へ戻る者、「藍渓鎮」に留まる者、
それぞれがこれからの道を模索する中、
清凝もまた、ある想いを抱えていた。
「藍渓鎮」の住人として、
老君の弟子として……。
人と仙人と妖精たちが入り乱れる
「羅小黒戦記」外伝、第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとみん
5
時代が変わり、清凝も成長していく。妖精の人間との関わり方もそれぞれで、妖精同士もいろいろあることが見えてきた。藍渓鎮が会館と対になる位置付けなのが分かったのも楽しい。やや不穏な気配もありこの先はほのぼのした話ではないかもしれないが、続きを楽しみにしてる。2022/03/13
ヒサ子。
2
年号様!! 主人公の清凝の成長が、すごく素敵。でも、まだ一五歳なんだよね。老君と犬にいはもちろん、これから出会う人や妖精たちと彼女の関わりが、すごく楽しみ。それにしても、諦聴も館長も若い!あいかわらずだなぁと安心してしまうのは、無限くらいで、四百年は妖精にとっても短くないんだなと、ちょっと切なくなりました。早く続きが読みたい!!2022/03/30
東晃
1
無限、年号の人だったの。誰かに向ける感情がゆるーっと変わっていくのが滅茶苦茶よくわかる。いい作品やな 星四つ2022/05/24
korino
1
年号様!2022/03/04
はつみ
1
面白い。清凝の老君への恋心と素直な告白キュンとします。それに対して1000年以上生きている老君は恋という感情がわからないと素直なままに清凝へ答える。その後の清凝の一人旅に過保護に接するの良い。アニメや映画で登場していた、パンジンやディーティンが若い!こういうのが見れるので籃渓鎮は良いですね〜。无限も本編より若くいぬにいとタイマンしちゃうのかわいい。タイマン結局どっちが勝ったんだろうか?元号いきなり自分の名前になって「元号様」呼ばわりされるのかわいいな。清凝もどんどん大人になって行くし今後もすごく楽しみ2022/02/28