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出版社内容情報
最上級生たちが登場し、さらに盛り上がりを見せる決闘リーグ。一方その裏で、ゴッドフレイの骨を奪還するため、ナナオたちはリヴァーモアを追い、地下迷宮の放棄区画へと突入した。
無数の死者が住まう王国で幕を開ける、決闘リーグでの三人一組に上級生を加えた編成での捜索。数多の骨獣から古代の秘術によって作られた無貌の古人まで、リヴァーモアの使役する使い魔が息つく間もなく彼らに襲いかかる。さらにはレオンシオ陣営も捜索の妨害に回り──。
人間ひとり分の骨を蒐集したリヴァーモアの目的とは。そして、『棺』の真実にたどり着いたオリバーが取る道は──。
内容説明
最上級生たちが登場し、さらに盛り上がりを見せる決闘リーグ。一方その裏で、ゴッドフレイの骨を奪還するため、ナナオたちはリヴァーモアを追い、地下迷宮の放棄区画へと突入した。無数の死者が住まう王国で幕を開ける、決闘リーグでの三人一組に上級生を加えた編成での捜索。数多の骨獣から古代の秘術によって作られた無貌の古人まで、リヴァーモアの使役する使い魔が息つく間もなく彼らに襲いかかる。さらにはレオンシオ陣営も捜索の妨害に回り―。人間ひとり分の骨を蒐集したリヴァーモアの目的とは。そして、『棺』の真実にたどり着いたオリバーが取る道は―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
最上級生たちが登場し、さらに盛り上がりを見せる決闘リーグ。一方その裏で、ゴッドフレイの骨を奪還するため、ナナオたちがリヴァーモアを追い地下迷宮の放棄区画へと突入する第八弾。無数の死者が住まう王国内。決闘リーグでの三人一組に上級生を加えた編成での捜索。息つく間もなく彼らに襲いかかるヴァーモアの使役する使い魔たち。ヴァーモアが骨を集める理由も明らかになっていく中で、印象もだいぶ変わってゆきましたけど、そこで迷わず決断するオリバーたちがまたとても彼ららしくて、それにしても今回もまたとても心に来る結末でしたね…。2021/09/10
げんごろう
23
決闘リーグの裏で繰り広げられる“骨”奪還作戦。 リヴァーモアの過去が明かされる度に彼への印象がガラリと変わっていくのを実感。 上級生と組んだバトルも面白かったですし、個人的にお気に入りになりつつあるエイムズの出番も用意されていて満足度の高い一冊でした。 2021/09/12
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
21
決闘リーグの熱戦と並行して、オリバーたちは冥府の迷宮を目指す。彼らの目的は、ゴッドフレイの骨の奪還である。この物語には、新たな挑戦者として最上級生が登場し、物語に深みを加えている。迷宮内でオリバーたちは骨獣や古代秘術による無貌の古人、リヴァーモアの使い魔たちと対峙する。その過程で、リヴァーモアが骨を集める真意や「棺」の真実を知り、オリバーたちはいかなる選択をするのか?も見どころだ。2024/04/12
どんぐり@京都の何処かで
21
リヴァーモアを軸とした少し切ないミステリー調の巻。こういう切り口だと、本当に魔法使いというのは御しがたいロマンチストなんだと思う。ファウを海へ連れていくことのできたリヴァーモア。約束を守り切った男は満足だったのか。さぁて次巻は再び誰かと決闘だ。2021/10/05
わたー
20
★★★★★サイラス・リヴァーモアによって奪われたゴッドフレイ統括の胸骨を取り戻すために、彼の工房の探索を開始する生徒会派の三年生たち。前生徒会派からの妨害やサイラスの過去に触れながら彼と対峙するオリバーたちは、魔道の神髄をまた一つ垣間見ることとなる。決闘リーグの合間の、所謂、サブエピソード的な立ち位置でページ数も少ないのに、なぜこうも密度の詰まった作品を世に出すのだろうか。著者の技量にほれぼれするとともに、世界観にまた一歩深く浸れたようにも思って非常に良かった。まだまだ続くこの作品の行く末が気になる。2021/09/12