電撃文庫 幼なじみが絶対に負けないラブコメ〈９〉

二丸 修一【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2022/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 291p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049139020
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　みんな、高校生なら一度くらいは家出したことあるよなっ！　うざい親父とずっと一緒なんか耐えらんねー！　……なんて勢いで家出したものの、哲彦には門前払いを喰らい、このまま冬空の中で野宿……と思ったら白草から救いの電話が！
　天敵・紫苑ちゃんの目をかいくぐり、白草の部屋へと辿りつくと、白草の雰囲気がいつもと違うような……？　いや、クリスマスに黒羽から『公開告白』されたばかりだろ、俺。我慢するんだ。でも、部屋で二人きりとか耐えらんねー。
　バレンタインを前に、勝負をかけようと意気込む白草。一歩リードしている黒羽と、虎視眈々とチャンスを狙う真理愛に打ち勝つことができるのか!?　ヒロインたちの戦略渦巻く聖戦開幕の第９巻！

内容説明

みんな、高校生なら一度くらいは家出したことあるよなっ！うざい親父とずっと一緒なんか耐えらんねー！…なんて勢いで家出したものの、哲彦には門前払いを喰らい、このままでは真冬の野宿に…と思ったら、なんと白草から救いの電話が！天敵の紫苑ちゃんの目をかいくぐり、白草の部屋へと辿りつくと、いつもの白草と雰囲気が違うような…？いや、クリスマスに黒羽から『公開告白』されたばかりだろ、俺。我慢するんだ。でも、部屋で二人きりとか耐えらんねー。バレンタインを前に、勝負をかけようと意気込む白草。一歩リードしている黒羽と、虎視耽々とチャンスを狙う真理愛に打ち勝つことができるのか！？ヒロインたちの戦略渦巻く聖戦開幕の第９巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海月]

まさかの作者さんスランプだったとは…。コンスタントに出てたぶん心配しました。今回は主に二つ、親子喧嘩とバレンタイン。だけど一番大事なのは３月ですね。８巻の次回予告ではもう少し昔話が入るかと思ったらあまり入らなかった。でもお父ちゃん初登場でなかなかいいキャラしてらっしゃる（笑） 予告的にはまだやるみたいなのでこのままどうなるかなるべく新刊ペースで読んでいきたいです。 あ！自分の推しはシロだったのでシロファンの方は１巻以来の神回です！

2022/04/13

[ナギ]

作者がスランプと言っているように多少迷走気味かなぁ、と。バレンタインにそれぞれがどんな行動をするかで白草が最初に思ってた物を重いと表現した上でその告白に行き着くのももう少し昇華出来たのではないかなと思ってしまう辺りが、私がこの作品を見る目が厳しくなり過ぎてるかな。とも思います。普通のラノベとして見る分には良いんですがアニメ化もされてますし、それでは物足りなくなっているタイトルだと言う事ですね。次は新学期編なのかな？そこでなんらかの変化に期待したいです。

2022/10/20

[よっち]

父親と衝突して勢いで家出した末晴。哲彦には門前払いを喰らい、このまま冬空の中で野宿…と思ったら白草から救いの電話が掛かってくる第九弾。黒羽の公開告白に焦りを隠せない白草とモモたちという状況で、今回は白草がバレンタインを前に、勝負をかけようと意気込む展開でしたけど、思いとは裏腹に土壇場でのヘタレっぷりをたびたび露呈する一方で、彼女の末晴への想いはどこまでも真摯で、紫苑にはドン引きされてましたけど、でもまああれが彼女らしい告白だったといえばそうなのかもしれないですね（苦笑）新学期を迎えてどうなるか続巻に期待。

2022/03/29

[オセロ]

次巻で進級するそうですがまさかここまで引っ張るとは。そろそろ読むのがキツくなってきた、というのが正直なところです。

2022/02/16

[かっぱ]

臆病な白草が告白へと踏み切るシリーズ9弾。人の数だけ告白の形がある。公開告白という手段をとった黒羽がいるように、白草には白草なりの彼女らしい告白の場が用意されていたことに胸をグッと掴まれる。臆病風に吹かれて歯痒い彼女という過程を経てのラストだから尚更良い。あと何よりも表紙だ。表紙の彼女にこの巻の全てが詰まっていて読み終わったあとに眺める表紙絵は満足度が高い。膠着したヒロインレースの行方に明かされた哲彦の狙い、群青同盟の活動などシリーズとして三年生編でどのような動きがあるか楽しみだ

2022/02/14