- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 日本文学
- > メディアワークス文庫
出版社内容情報
門閥貴族の子弟を抑え、田舎騎士の弟が第一席の栄誉を賜る。王立士官学校≪黒の門≫でも異例の快挙を成し遂げたアリシア。少女であることを隠した華奢な少年の功績に、宮廷もざわめくのだった。
その頃、王都に大きな脅威が迫っていた。灰色の革命家──タツミ・アンジュが王族暗殺を画策しているというのだ。廷臣たちの思惑が絡み、黒の門へ護衛の任が下される。
学園を出て王都へ。少年少女たちを陰謀渦巻く危険な任務が待ち受ける! 波乱激動の第2巻。
内容説明
門閥貴族の子弟を抑え、田舎騎士の弟が第一席の栄誉を賜る。王立士官学校“黒の門”でも異例の快挙を成し遂げたアリシア。少女であることを隠した華奢な少年の功績に、宮廷もざわめくのだった。その頃、王都に大きな脅威が迫っていた。灰色の革命家―タツミ・アンジュが王族暗殺を画策しているというのだ。廷臣たちの思惑が絡み、黒の門へ護衛の任が下される。学園を出て王都へ。少年少女たちを陰謀渦巻く危険な任務が待ち受ける!波乱激動の第2巻。
著者等紹介
森山光太郎[モリヤマコウタロウ]
1991年熊本県生まれ。立命館大学法学部卒業。2018年『火神子』で史上最年少にて第10回朝日時代小説大賞を受賞。2019年同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
6
何が起こるかわからない緊張感が常に張り巡られてるなと感じながら読み進めていくと波乱の展開が連続で待ち構えてて心がブルブルと震えた。今回はアリシアが覚悟を決める物語だったけどもし続編が出るならこっから物語がどうなっていくのか非常に気になる2021/05/02
くもり
5
面白かった。式典の壇上から自分がわかるようにっていつもの帽子被ったユスフにきゅんきゅんしちゃった。アリシアってめちゃめちゃ強いのね。怯える姿からは半信半疑だったから、びっくりしちゃった。何で怯える少女を舞台に上げるのって思ったけど、それだけ才能があれば納得。どうか不幸な事にならないようにとは願う。ユスフが初めての敗北って言った時に、すかさず2人がつっこんだのは笑った。スヴェンとユスフは今回はあんまりだったけど、今後に期待したい!2021/07/15
まゆっち
5
前巻から少し間が空いたので、いろいろ思い出すのが大変でしたが、おもしろかったです。アリシアと仲間たちの成長がよかったです。先輩を出し抜いてやってやろうという気概がかっこいい。続きが楽しみです。2021/05/06
dorimusi
4
2巻目。読後感としては良かったし面白かった。ただなかなか動かずうじうじし続ける主人公はそこそこうざかった。てか戦えずともジークハルトに押し付けてる仕事は手伝おうよ。従者とは言え本来自分の仕事だし。ヤな奴にしか思えなかった……。 1巻から2巻は半年で出たみたいだけど3巻はいつ出るんだろう?一応2巻で覚醒して終わったので3巻以降は英雄譚ぽくなるのか?次は仲間の成長かもだけど。ファンタジー学園ものにありがちなわけわからんスポーツがなさげなのは安心材料だけど。2022/10/14
ヴィル
2
次巻へ続く……2022/06/09