- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
二人の添い寝、秘密にしなきゃね……ドキドキが止まらない宿泊研修編!
内容説明
大滝忍と森静乃はクラスでは疎遠な幼なじみ。でも実は、二人は放課後添い寝する関係だった。不眠症に悩みながらも一緒に寝ているときだけぐっすり眠れる彼らは、紆余曲折を経ながらも添い寝を続けていた。一学期のメインイベント、宿泊研修が近づくある日、ひょんな事からクラス委員長の風来頼子に二人の関係を疑われてしまう。なんとか誤魔化しながら、こっそりと続ける添い寝は、いつも以上にドキドキして…!―その距離感がじれったくて、もどかしくて、でも尊い。クラスの皆には内緒の、添い寝ラブコメ第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かっぱ
15
幼なじみ添い寝系ラブコメディシリーズ2弾。前巻にも負けず劣らず二人の良い雰囲気が伝わってくる文章が読んでいて心地よい。クラス委員長に関係性をバレたくないことから、手を替え品を替え、添い寝していることを気づかれないようにやりくりする二人が微笑ましい。なんといっても宿泊研修が良い。非日常の中でお互い添い寝するために計画を企てるというのはどこか背徳感もあって、ドキドキもあって、それを幼なじみである二人が共有しながら物語が進むというのはとても良いものだ。まだ二人のすれ違ったままの約束などもあるので続きが楽しみだ2021/02/23
nishiyan
15
友人の亮祐と花音の協力もあって添い寝を継続する忍と静乃。ひょんなことからクラス委員長の風来に疑われてしまう本巻。周囲にはバレたくない、この関係はただ添い寝するだけと言い張っていた二人の前に立ちはだかった試練。彼シャツ、今どきな感じのリモート添い寝といったイベントで盛り上げておいての宿泊研修は油断した二人が悪いとしか言いようがない。その油断のおかげでようやく素直になれたのだから災い転じてなのだろう。交わした約束が記憶違いになっている件がまだ残っている中、今後どう変化していくのか。次巻が楽しみです。2021/02/17
のれん
15
【酷評】 うーん、早くも飽きてしまった感がある。 クラスメイトバレ対策という展開がすごく『うる星やつら』みたいなのに、ドタバタ感が薄い。サッパリした描写を続けているのに下ネタ系で勘違いネタやらを仕込んでくる。 感情を制御しきれないシリアス青春なのか、ドタバタラブコメなのか、どっちに振り切りたいのかわからない。 後新キャラの風来という子がよくわからない。グチグチ言うてくるのは置いといても、なんでカップル裁定をお前が決めるんや、って思ってしまった。 とりあえず、本シリーズは今巻で打ち止めにしときます。2021/02/12
真白優樹
11
忍と静乃が添い寝を続ける中、ひょんな事からラブコメ好きのクラス委員長に疑われてしまう今巻。―――大切な事は真っ直ぐ正直に。それが全てを導く鍵。 バレないように変装を考えたり、静乃が彼シャツになったり。様々な形での添い寝が繰り広げられる中、周囲の人達に徐々に受け入れられ二人の関係も進んでいく巻であり、添い寝だけれど違う形の様々が、更にこそばゆい甘さを齎してくれる巻である。また一歩、壁を乗り越えその先へ。 少しずつ心の距離が近づいていく二人は、今度はどんな添い寝に挑むのか。 次巻も勿論楽しみである。2021/02/16
リク@ぼっち党員
10
リモート添い寝はこのご時世プチブームしそうなポテンシャルを秘めている気がするな。添い寝ラブコメ第二巻。作者さんが楽しんで描いているようでなにより。彼シャツはシンプルながらポイント高い。静乃が自分からやっといて意識しちゃうのいいね。そしてメインは宿泊研修という二人にとっての難関。それにたいして共同で作戦を考えることで絆を育み、非日常のドキドキ感もプラス。自然と距離の近づく状態を上手くつくっていた。お互いの気持ちを少しずつ知っていって、今後どうなっていくのか。そして委員長いいキャラ。2021/02/12
-
- 和書
- 都市行政学研究