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出版社内容情報
王立士官学校≪黒の門≫。全土から集まる優秀な生徒たちの中に華奢な美少年が一人。イェレミアス・リーヴライン──真の名はアリシアという。その正体は少女だった。
アリシアは入学早々、有力子弟の一派に目を付けられてしまう。立身出世が約束される学園生活。正体を隠しつつ無事卒業しなくてはならない。
だが彼女にも心強い仲間が。常に寄り添う従者ジークハルトに、腕の立つ少年ユスフ。そして彼女自身にも秘めた才能があって? 陰謀渦巻く壮大な学園ストーリー開幕!
内容説明
王立士官学校“黒の門”。全土から集まる優秀な生徒たちの中に華奢な美少年が一人。イェレミアス・リーヴライン―真の名はアリシアという。その正体は少女だった。アリシアは入学早々、有力子弟の一派に目を付けられてしまう。立身出世が約束される学園生活。正体を隠しつつ無事卒業しなくてはならない。だが彼女にも心強い仲間が。常に寄り添う従者ジークハルトに、腕の立つ少年ユスフ。そして彼女自身にも秘めた才能があって?陰謀渦巻く壮大な学園ストーリー開幕!
著者等紹介
森山光太郎[モリヤマコウタロウ]
1991年熊本県生まれ。立命館大学法学部卒業。2018年『火神子』で史上最年少にて第10回朝日時代小説大賞を受賞。2019年同作でデビュー。壮大な物語を紡ぐ新鋭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かっぱ
18
かつて巻き起こった内乱にトラウマを抱えた少女が男装して士官学校に入学するところから始まる物語。戦の記憶に怯えるアリシア。のっぴきならないキャラクターたち。入学後もついて回る陰謀の影。ど頭から硬派なファンタジーが展開されるけれど、登場人物の数がかなり多く、一から十まで語らないスタイルもあってまだまだ理解できてないところが多いように思う。この部分で結構人を選びそうな印象がした。ただ世界観は堅実に描かれているので良きハイファンタジーの雰囲気を味わうことはできた2021/02/13
虚と紅羽
18
最初の数ページでもうハズレたかな。 よく分からない状態で物語がスタートして、主人公の内心がほぼ語られないまま従者視点で淡々と話が進み。そして麒麟児に良いように転がされて一巻終了。アリシアちゃん視点で物語が語られないのはあれのせいなのか。 《黒の門》である理由がわからんし、あと人質追い出したり殺したりしてもいいの? それこそ英雄の資質を秘めるお兄さんの怒りを買いそうな演出だけれども。 バトゥアリを期待してもいいですか?(きっとユスフなんだろうな、という圧倒的王道展開を前にして)。まあ続きは読まないけど。2021/01/03
パール
14
これは面白かった。辺境騎士でありながら中央に恐れられる兄の代わりに王都に出仕することになった少女。いきなり男社会の士官学校に入れられるが、というワクワクする展開。食えない美形従者やお調子者だが頼りになるクラスメイトなど脇役も魅力的。ヒロインが実は無双だったりと心憎い演出。2020/10/29
dorimusi
10
今作も面白そうな要素はいっぱい。で実際にそれなりに面白い。それなりなのは最初のランス島の反乱の背景がずっとぼかされてて世界観に入り込めない……ところと、主人公のトラウマの原因がイマイチ分かりにくい書き方だからかな。なかなか激しいトラウマでもやもやさせられるし。この作者と好み合いそうな気がするのに作品読むとなんか違う味付けされる……うーん。とりあえず2巻も一緒に買ってるので読みますが。2022/10/08
栗山いなり
9
架空の王国の王立士官学校に性別を偽って入学した少女の学園内の戦いを描くファンタジー小説(架空時代劇というべきか?)。読み終えた後真っ先に出た感想が主人公のアリシアってもしかして◯重◯格なのか?だった2020/11/01
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