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内容説明
対立していた三大国の枠を超え、束ねられた人々の願いの力によって、地底は滅亡を回避し平和がもたらされた。しかし創造神の死の真相、残る八神選定者、そして魔王の父親を名乗った男の正体…未だに様々な謎が解かれることのないまま、アノスの心に残されることとなった。それらの手がかりを得るために再び地底へと赴いた一行は、アノスの失われた記憶が封じられているという“創星エリアル”の存在を知る。だがそれが隠されている地では“神話の時代”の有力魔族、通称“魔導王”が暗躍していて―?はたして失われた記憶に謎を解く鍵があるのか?第八章“魔王の父”編!!
著者等紹介
秋[シュウ]
作家。WEB上にて同名義で小説を公開し、好評を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
対立する三大国の枠を超えた人々の願いの力で滅亡を回避し、平和がもたらされた地底。しかし未だ解けない謎の手がかりを得るため、再び地底へと赴いたアノスたちが創星エリアルの存在を知る第九弾。創造神の死の真相、残る八神選定者、そして魔王の父親を名乗る男の正体を探ろうとするアノスたちの前に立ちはだかる魔道王。レイたち配下や成長を感じさせてくれる魔王学院の面々にも見せ場はありましたけど、それ以上に明らかになってゆく魔王の父の真相、そして過去の因縁との決着で見せた受け継がれる想いとアノスの底の知れない強さは圧巻でした。2020/10/10
真白優樹
11
滅亡が回避され地底に平和が訪れる中、様々な謎を解くべくアノス達が再び地底へと向かう今巻。―――自分と父に打ち勝ち見せつけよ、守り抜かれた平和の価値。 父親を名乗るセリスの正体、神の死の真実。再びいくつかの伏線が回収され真実が晒される中、もう一人の父親に託された思いを胸に、アノスが再び底知れぬ力を見せつける、男臭い熱い関係が見所となってくる巻である。受け継いだ想いを胸に、今ここにいる家族達と共に。果たして、更に戦いが激しさを増していくであろう今後、アノス達はどんな戦いに向かうのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/10/17
げんごろう
10
アノスと両親のエピソードに感動し、激しすぎる頂上決戦では息を呑み。 今巻も文句無しの面白さ。 魔王学院の生徒達の成長も著しく、あの強敵とのバトルでは“現代魔族の意地”を感じました。 あと「なんちゃってベブズドォォッ!!」は笑いました。 ファンユニオン最高! 2020/10/23
じお
9
★★★☆☆ まだ多くの謎が残るアノスの過去を解明するため再び地底世界に向かうアノス達、だがそこで赴いた場所でエミリア達が窮地に陥っていることを知る、落差が激しい厨二魔王ファンタジー第8巻。面白かったです、相変わらず普通に涙腺を刺激しそうないい話と、厨二病全開の後出しジャンケンバトル、そしてぶっ飛んだギャグの三拍子で楽しませてくれる今作。また少しアノスの過去が明らかになり、少し違った顔を見せてくれるアノス様の好感度が上がる感。レイのバトルは見てらんない感じでしたが、→2024/12/22
ささやか@ケチャップマン
6
アノスの「二人」の父親は偉大だ。ようはそういうことだろう?2020/12/02