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出版社内容情報
池袋を震撼させる大学生連続リンチ殺人、通称・てるてる坊主殺人事件。被害者は皆、頭にビニール袋が被された姿で発見される。ジャーナリスト・小柳は被害者たちと怪しげな二人組の繋がりを掴む。――依頼を受けた“もの”を秘密裏に始末するという都市伝説めいた存在、始末屋・バルトアンデルス。異能を持つ盲目の少女・律と、彼女を保護する一見軽薄な男・陽司。謎に包まれた彼らの思惑に、やがて事件は絡め取られていく……。
「てるてる坊主」姿の遺体、大量の薬物、真犯人の目的とは――。猟奇殺人を巡る戦慄のホラーサスペンス!
内容説明
“お手元に始末したいものはありませんか”池袋を震撼させる大学生連続リンチ殺人、通称・てるてる坊主殺人事件。被害者は皆、頭にビニール袋が被された姿で発見される。ジャーナリスト・小柳は被害者たちと怪しげな二人組の繋がりを掴む。―依頼を受けた“もの”を秘密裏に始末するという都市伝説めいた存在、始末屋バルトアンデルス。異能を持つ盲目の少女・律と、彼女を保護する一見軽薄な男・陽司。謎に包まれた彼らの思惑に、やがて事件は絡め取られていく。
著者等紹介
青木杏樹[アオキアンジュ]
『ヘルハウンド 犯罪者プロファイラー・犬飼秀樹』(メディアワークス文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
32
死体が悲惨な状況の上描写が細かくて気持ち悪くなるくらい生々しかった。タイトル的に始末屋の目線かと思ったら、依頼人(ではないのか…)というか事件に巻き込まれた人と、始末屋側の半々だった。2020/09/22
ち~
23
池袋で大学生の連続リンチ殺害事件が発生。惨殺された遺体には頭にビニール袋が被せられていた。事件を追うジャーナリストや、依頼者が持ち込んだ物を始末してくれる『始末屋』の青年と盲目の少女など、いろんな人が事件に絶妙な関わり方をしていて、予想外の展開を楽しめた。犯人は早い段階で、何となくこの人かなぁとわかってしまうが犯人のこういう動機って好きだなぁ。一つ贅沢を言うなら、神喰先生の活躍をもう少し見たかった。これでこの作家さんの作品は全て読み終わってしまった。早く新作を!2024/11/28
雨
19
ラスト近くで犯人が解ってしまった。設定はとてもいいと思う。しかし猟奇殺人と言ってもそこまで犠牲者もないし物足りないかな。2020/09/04
hautan
10
図書館本。表紙の絵が綺麗でしたが確かに本の イメージと違う(陽司)・・・ グロな部分は案外大丈夫でした(^^; 屈折している犯人は途中で想像出来たけど 後半が面白かったです。律、なんかカッコイイ 。全体的にキャラが分かりやすくて良かったです2021/04/29
にゃうぴょん
10
猟奇連続殺人の凄惨な表現は流石青木先生らしく生々しいです。始末屋の二人にはサイコメトリー能力を活かしてもっと活躍してほしいと思いました。2021/03/30
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- 学びの本質を解きほぐす