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出版社内容情報
豪華客船の大事故から見事生還した珠子。CIRO-S。違和感を抱えるなか、復帰早々、能力者が記憶を消される不可解な事件の調査にあたることに。だが事件の裏に、伝説の能力者『白の死神』の影が見え隠れし……。
内容説明
死の豪華客船の事故から一命を取り留めた珠子。CIRO‐S復帰早々『夢攫い』なる事件が頻出、被害者は皆一晩の記憶を消失するというもの。だが、ついに能力者の能力までもが奪われた。大きな違和感を抱えながら調査を続ける珠子の前に、伝説の能力者殺し『白の死神』が現れる。“夢”と“願望”。記憶消失と能力消滅。暗躍する死神。終わらない悪夢。強すぎる“想い”はやがて怪物を呼び醒まし―違和感の正体に珠子が気づいた時、事件は急転直下の終焉を迎える!
著者等紹介
吹井賢[フクイケン]
大学院在学中に応募した『破滅の刑死者』で、第25回電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
38
なんだか続編がありそうな終わり方だった。Cファイルはああいうことになったから、次々事件が起こりそう。2021/04/05
よっち
30
死の豪華客船の事故から一命を取り留めた珠子。CIRO-S復帰早々『夢攫い』なる事件が頻出、大きな違和感を抱えながらも調査を続ける珠子の前に、伝説の能力者殺し『白の死神』が現れる第四弾。夢攫いに遭遇し皆一晩の記憶を消失する被害者。能力者の能力も奪われ始め、ついには怪物を呼び醒ましてしまう強すぎる思い。伝説の能力者殺しである白雪もまた特殊な事情を抱えるなかなかぶっ飛んだ存在でしたが、珠子も束と新たなコンビを組み始めたりする中で、前巻のラストからどうなっていたのかと気になっていたので、この結末には納得しました。2020/12/03
みどり
11
完結したのかと思っていたら、トウヤ生き返る、みたいな 話になっていましたが。 たまちゃんの能力がなぜ封殺されていたのか 最初???だったけれど、なるほどね~って納得。 エピローグでも、またトウヤについて納得。 続くのか、続かないのかは、微妙ですね。続いてほしいですが。2020/09/26
水無月冬弥
7
吹井賢先生(@Ken_Fukui1010)の #ラノベ まさかの第2部開始です。最初は戸惑ったけど、なるほどそういう仕掛けですか。いろいろ状況が動きつつ、タマちゃんが復活するのは熱いですね。さすが「焦がれの十字」でも、異能自体は強くないし、戦闘能力も弱いんだよなあ、大丈夫なのだろうか?2020/11/14
栗山いなり
7
ホントMW文庫というかライト文芸ってやろうと思えば何でもアリだな〜って思った。内容は第二部の始まりって空気だったけど続巻出たらどう話が展開されるんだろうか?2020/10/11