電撃文庫<br> 女子高生声優・橋本ゆすらの攻略法

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電撃文庫
女子高生声優・橋本ゆすらの攻略法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049132656
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

高校生とは思えない渋すぎる声と強面のせいで周囲から避けられている俺、塵内芥が、なぜか声優デビューすることに。しかもテレビアニメの主役だと…!?ヒロイン役は、女子高生声優の橋本ゆすら。両親とも実力派声優というサラブレッドで、多くのファンに愛されているアイドルだ。美しくも気の強いゆすらをはじめ、高嶺の花の声優たちに囲まれ、波瀾万丈で夢のように幸せな青春が始まった―!

著者等紹介

浅月そら[アサツキソラ]
宮澤真一という名前で声優としても活動中(マウスプロモーション所属)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたー

19
★★★☆☆個人的にはあまり刺さらなかったかな。悪人面と渋い声にコンプレックスを持つ主人公が、妹の計略でアニメのオーディションを受けさせられ、そのまま声優としてデビューするというお仕事モノ。なんだか妙にキラキラしていたような印象を受けた。アニメ業界、声優業界を扱う作品の多くは、煌びやかなアニメとは裏腹の闇の部分を描いてきていたので、どうしてもそれらに引っ張られた自分がいた。作品自体のパワァで払拭してくれれば違ったのだろうが……また、帯のアオリを見て検索してしまったために余計なバイアスもかかった気がする。2020/10/10

真白優樹

11
渋すぎる声と強面が悩みの少年が、ひょんな事からアニメの主役に抜擢され声優の世界に飛び込んでいく物語。―――その唯一無二の武器で切り拓け、自分だけの世界を。 声優という闇も光も存在する、普通の人では覗けぬ世界。意図せずしてその、戦場とも呼べる世界へと飛び込んだ少年の目を通じて声優の世界を描いていく物語であり、限られたプロのみが立てる舞台の熱と華やかさがこれでもかと描かれる、光が眩くて熱い物語である。今はまだ光の中、果たして闇を覗いた時、少年はその目で何を見る事になるのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/10/13

のれん

11
【酷評】 すんごい違和感。 最初は分からなかったが、台詞合間の描写との繋がりが薄いのだ。作者は声優兼脚本家で今作で小説家デビューという異色の経歴のようだが、台詞主体にしているのが大きいのかも知れない。 キャラも葛藤がとにかく薄かった。ヒロインの内面に驚きがなく、主人公も学研ゼミの漫画みたいなありきたりなリアクションしかしない。 伝えたい心情を地の文ではなく台詞に落とし込んでるせいで、場面の想像が崩れる。 小説書き慣れてないのかという印象。声優業界の裏表合わせた掘り下げを期待したので残念の一言。2020/10/11

TERU

10
現役声優が描くリアルな声優界が売りの本作。 新人声優の成長譚とラブコメが掛け合わさってる作品ですが、ラブコメは薄めで主人公の声優に対する意識の変化に重点が置かれています。 中の人に興味がなかった主人公が、声優業を直に経験する事により、考えが徐々に変わっていく過程が面白かったです。 正直な所、一般人がいきなり人気作の主役に抜擢されて、ろくなレッスンもなく収録をしていく流れがリアルとは思えませんでた。2020/10/30

T

10
高校生らしからぬ渋い声にコンプレックスを抱く塵内芥は、妹が勝手に応募した声優オーディションに合格し、主人公役で声優デビューすることに。アニメのヒロイン役で同級生の女子高生声優・橋本ゆすらをはじめとして、多くの声優に囲まれた芥の青春が始まる。右も左も分からず戸惑う芥が、初めての声優活動に右往左往しながらも”声優”という職業と地声に対するコンプレックスに向き合いながら、声優として成長していく様子が青春という感じで良かったです。声優としての第一歩を踏み出した芥のこれからの声優活動が楽しみです。2020/10/14

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