出版社内容情報
電撃;新文芸;電撃の新文芸;電撃文庫;川上稔;境界線上のホライゾン;境ホラ;ホライゾン;終わりのクロニクル;終クロ;さとやす;カクヨム;クラフト;アニメ;テラフォーム
内容説明
住良木の過去を知る謎多き神の実在顕現、木戸・阿比奈江。そして水妖調査の中で出会ったゲロのオッサンことネプトゥーヌスとともに奥多摩のキャンプ地にやって来たゲーム部一行。出所不明の「水妖」の出現とオリンポス勢力の不可解な介入―解決すべき問題はあるものの、まずは川辺でのカレー作りや先輩達の水着披露等、夏合宿を全力でエンジョイする住良木達。そんな彼等の前にオリンポス勢力の実在顕現が現れる!オリンポス勢力の目的、そして木戸先輩とネプトゥーヌスが抱える事情とは?巨乳で美人な先輩達とのウハウハでザブーンな夏合宿!あふれ出る母性を持った木戸の正体に“先輩”の反応は―?
著者等紹介
川上稔[カワカミミノル]
1975年1月3日生まれ。東京都出身。第3回電撃ゲーム小説大賞“金賞”受賞作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みどり
8
腱鞘炎状態でしたが、なんとか読み終わりました。 この歴史や神話を信じてしまうと、正しい世界史や宗教史がひっくり返るので気を付けましょう。 でも、もう20年、この人の作品を読み続けているので、 私にとっては世界史も、日本史も、宗教史もでたらめ半分になってしまいました。 スキタイの女神が神道とか、どう考えてもトンデモ話ですもんね~。2020/07/31
にぃと
7
木戸先輩の神名と関わりが明らかに。帯に書いてたからある程度は予想できてたけどそこまでの展開や盛り上げ方は予想以上。前巻も思ったけどここぞって時のかっこよさがすごい。挿絵がついてる甲斐がある。 一冊まるまる合宿の中で情報量が多く勉強することも多々あったがわかんなくても読んでて面白いし問題ない。 交渉役が戦争に前向きなあたりちょっとホライゾン的で懐かしい。2020/08/09
金目
6
木戸先輩改めお母さまが加入。水の関係、人類を生んだ、オリンポスが束でもかなわない、辺りで分かる人は分かるんだろうか。ギリシャ神話に取り込まれる前の真の姿に至ってはマジで知らんけど、日本とダイレクトに繋がる可能性があるのは面白い。ギリシャ神話とローマ神話の関係性も興味深いし、神話が増える度に神道のアングラ性が高まるwww 神話講義では「巨神・巨人の正体」に関する旧人新人の仮説にびっくり。文字どころか言葉すらもあったかどうか分からん時代から人類は伝え、受け継いで来たかも知れないのですねぇ2020/08/05
海星梨
5
ゲッサン夫婦のラブパートが木戸先輩に飲まれたんだですが見たかったんですががががが。最終章の491頁の「片付いていている」は誤字ですかね。ちょいちょいこのシリーズ誤字がありますけどまぁ電撃初の二段組だから仕方ないか。2020/12/30
ふらこ
5
最高でした。木戸先輩と先輩さんが同担になり、先輩が木戸先輩推しになり、先輩が土下座して嫁姑関係になる。関係性の変化だけで存分に笑いました。最後のすめらぎくんと木戸先輩のやりとりも、またいい関係で泣ける。「木戸先輩かっこいいです!」っておおはしゃぎする、すめらぎくんも可愛いですね。次巻もまた楽しみです。2020/07/21