出版社内容情報
電撃;新文芸;電撃の新文芸;電撃文庫;川上稔;境界線上のホライゾン;境ホラ;ホライゾン;終わりのクロニクル;終クロ;さとやす;カクヨム;クラフト;アニメ;テラフォーム
内容説明
紆余曲折を経て“先輩”と正式なパートナー契約を結んだ住良木・出見。惑星のテラフォーム作業は自転と地軸が決まり、次の段階として“水”をどう獲得するのかという話に。そんな訳で立川の西、福生市を流れる多摩川の上流にやって来たゲーム部一行は、荒れ狂う川の精霊の調伏を行っていたが…。「出見、―元気そうで何よりですのね」住良木達の前に現れた新たな神の実在顕現。住良木の過去を知る素振りを見せるミステリアスな巨乳美女の目的とは―?夏だ!水着だ!!新エピソードだ!!!巨乳で美人な先輩達とのウハウハでザブーンな夏合宿が幕を開ける!
著者等紹介
川上稔[カワカミミノル]
1975年1月3日生まれ。東京都出身。第3回電撃ゲーム小説大賞“金賞”受賞作家。電撃文庫で『都市シリーズ』『終わりのクロニクル』『境界線上のホライゾン』等、数々の人気シリーズを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にぃと
8
前巻のメンツに加え木戸先輩、オリンポスの神々、ゲロのオッサンが登場。この巻ではあんまり重要なことは明かされず、ネタバレは次巻か?わかる人は木戸先輩の名前だけでわかるのかしら。個人的には武神が出てきたのでテンションあがる。 テラフォーミングのテーマは水へ。神話や宇宙、星々まで話は広がり相変わらずのスケール感。 しかし江下ちゃんいいキャラだなあ。トラブルメーカーから賑やかしまでこなせるから雑談の中に混ぜてるだけでもおいしい。2020/08/09
ふらこ
7
いよいよ3巻。新キャラの木戸先輩は、ですわ口調で正直好みです、、、!ゲーム部でのゲーム模様も大人数になったからすごい盛り上がりますね。他の新キャラは、ゲロのおっさん、アテナ、デメテル。神話同士の関係性が興味深かった。ギリシャ神話の男性神が女性関係とんでもクソ野郎ばっかりな理由がわかって良かったです。木戸先輩の正体が明かされるであろう続巻、楽しみです。2020/06/13
みどり
6
しばらく(と言っても数日)積んどかれたけど、読了。 もう、本当にこの人は趣味の作品しか描いてないからね。 読者相手でも、わかる人にしかわからないように突き進んでるよね。いいんだけど、半年たたないで下巻出るよね。 2020/05/27
金目
5
夏だ水着だウハウハザブーン。新しい巨乳木戸が追加で、監査にオリンポス組が介入。猿は謎の水妖に執拗に狙われ、くたびれたオッサンはゲロキャラにされたまんまキャンプに突入。なかなかストーリーは進まないけど、今回も面白い。神話学周りでは、オリンポス系の神々の成り立ちがとても分かりやすかった。冒頭の徹が、後退が苦手な蛇との戦いを克服したって話が熱い。今回猿のロールバックは1回で済んだけど、居ない方が情報の整理が早いのはいいことなのかどうなのか。下巻では木戸の神名が明かされるだろうから、ウハウハ展開を期待2020/06/26
海星梨
4
久々&キャラ増加ですけど、声に出して笑える箇所が多い。しかし、読んでるこちらとしては境ホラより授業感強くて、年末疲れている頭にはキツいものも。2020/12/29