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出版社内容情報
無能の烙印を押された魔術師が、 ハズレ特性を駆使して無双する!
内容説明
魔術師養成学校の落ちこぼれ、天神円四郎は退学の危機に瀕していた。世にも希な“破壊”の特性を持つものの、一度も魔力を扱えたことがない。そんな彼に実技試験の日が訪れる。対戦相手は学年トップの成績を誇る三宮美夜。エリート美少女を相手に、しかし、円四郎は魔術ではなく武術で無双してしまう。無能の烙印を押される円四郎だったが、ある日、研究所から逃げてきたという金髪の少女メリルを拾う。自分で服を脱ぐこともできない世間知らずな彼女だったが、どんな魔術でも再現出来る“交渉人”の特性を持ち、その能力のために命を狙われているという。メリルは護衛と引き換えに、ハズレだと思われた特性の真の力を教えると取引を持ちかけてきて―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
22
☆ 開始100ページも経たずにギブアップして残りを軽く流し見して終わった今作。とにかく序盤から世界観の説明が何もなく、どういった原理で魔術が行使されているのか、主人公が周囲からどういった扱いを受けているのか等の説明がほとんど成されておらず、何が何だか分からないまま話がどんどん進んでいってしまい、早々に読み疲れてしまった。読んでいる途中に思わずナンバリングを間違えてシリーズの続きから買ってしまったか?と確認してしまうほどだったので、ここまで読者に不親切な作品も珍しいなという印象しか残らなかった。2020/06/16
真白優樹
9
魔術士要請学校の落ちこぼれ、稀有な能力を持つもまともに使えない少年が、謎の組織に追われる少女と出会い始まる物語。―――救う為に力を振るえ、今目覚める真の力を。 空から落ちてきた少女と出会い、幾度も地に伏せ泥に塗れても立ち上がる。そんな救えず無敵でもないシリアスみが多感な中に泥塗れでも輝く熱さのある、泥臭くとも熱い物語が好きな読者様にはお勧めしたい物語である。一つの事件を乗り越え、傷塗れでも掴んだ未来。果たしてここから始まる新たな物語は、少年にどんな未来を運んでくるのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/05/12
みしぇるしゅーまは
7
異能力バトル小説と見せかけたボーイミーツガールな青春小説。前半部分はやや失速気味だが、全体のバランスは読みやすいと思う。徐々に盛り上がっていく感じ。噛ませ役のヒロインがいたり、登場人物が豊富であったり、なんとなくハリウッド感がある。そのせいか、もっと話を重たくして、読み応えをだした方が面白くなると思う。2020/08/09
中性色
5
日付登録用。感想は後日2020/06/11
リク@ぼっち党員
5
少なくとも自分は嫌いではない。空から降ってきた少女に巻き込まれるというあまりにもベタな始まり。バトルモノとしてかなり王道な感じだけど、たまにはこういう向こう見ずな主人公も悪くはない。終盤は急ぎ気味だったし、大人があまりにも身勝手でモヤっとするところはあったけど、一人の女の子のために突っ走る姿勢が一貫しているのがヒーローらしくてよかった。気になるのは、三宮さんは結局何だったんだろう。2020/05/13