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出版社内容情報
大地を呑み込まんとする生物兵器・北海道。その前に立ちはだかったのは目つきの悪い赤髪の――子ど「ガキ扱いするなァーッ!」小さな身体でも天下無双の赤星ビスコ、その人である。
花に蝕まれる北の大地を救い、元の体を取り戻すため、最奥に眠る神秘のキノコを求め上へ下への大騒ぎ。しかし、その行く手に、ビスコを子供に変えた愛弟子、紅菱の王・シシが立ちはだかり――。
果たして、彼らは大海獣の暴走を食い止めることができるのか!? 最強キノコ守りコンビが狂花が覆う北海道の「体内」を駆け巡る!
内容説明
大地を呑み込まんとする生物兵器・北海道。その前に立ちはだかったのは目つきの悪い赤髪の―子ど「ガキ扱いするなァーッ!」小さな身体でも天下無双の赤星ビスコ、その人である。花に蝕まれる北の大地を救い、元の体を取り戻すため、最奥に眠る神秘のキノコを求め上へ下への大騒ぎ。しかし、その行く手に、ビスコを子供に変えた愛弟子、紅菱の王・シシが立ちはだかり―。果たして、彼らは大海獣の暴走を食い止めることができるのか!?最強キノコ守りコンビが狂花が覆う北海道の「体内」を駆け巡る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆなほし
37
シリーズ5作目。大地を呑み込まんとする生物兵器・北海道の前に立ちはだかったのは、目つきの悪い赤髪の子どもで…?まったくもう、北海道を生物兵器にして、その体内でビスコ一行が大暴れなんて、一体どうしてこんなにも毎回面白い設定を思い付くんだ!前巻から持ち越した紅菱との対決、まさか子どもになったビスコが戦うなんて思いもよらなかった…が、子どもになってもやっぱりビスコは全力でビスコだし、相棒との仲がアレなレベルまで良くなっちゃってるし、久しぶりの人物は出てくるしで、今巻も最高に面白い!2020/02/02
よっち
36
大地を呑み込まんとする生物兵器・北海道。その前に立ちはだかったのは目つきの悪い赤髪の子供姿の赤星ビスコ。そんな彼らの前にビスコを子供に変えた愛弟子、紅菱の王・シシが立ちはだかる第五弾。まさかの生物兵器・北海道という発想にはびっくりしましたが(苦笑)、現地で出会ったチャイカや北のキノコ守たちとも共闘しつつ、紅菱の王・シシたちの一党や立ちはだかった寒椿の野望を打ち砕く展開は勢いもあってなかなか良かったですね。ここまで強敵が続いた中で再登場したかつての敵はちょっと意外でしたけど、続巻の展開に期待ということで。 2020/01/22
まるぼろ
26
前巻のラストにて父王の首を刎ねたシシとの対決により子供の姿に変えられてしまったビスコは、ミロと共に九州の大地を呑み込まんとする生体兵器、北海道の暴走を阻止しようとするが…と言うお話です。今巻もとても面白かったです。しかしよくこんな北海道の設定思いつくなぁ…w そんな北海道の吃驚な姿を抜きにしてもシシ純粋さに付け込んだ寒椿を総力戦と言える形で真正面から打ち砕く展開はとても燃えました。特にアムリィは今巻とてもカッコ良かったななんて思いながら読んでました。→2019/12/16
中性色
24
母親の心がわかっておそろしいのか。最初あらすじを見たときは地中に埋まってる生物兵器の類なのかと思ったら、そのままに動いてるとか。しかし子宮があるということはメスでいいのかこいつ。ただ、新キャラと舞台設定よりも様々な再登場キャラの方が目に付くかなとも思えてしまった。それが極まったのがあのラストなんだろうか。またおじいちゃん出ないかな2019/12/12
真白優樹
17
大地を飲み込む大海獣、北海道の体内で最奥に眠る神秘のキノコを巡り大騒動を繰り広げる今巻。―――暴食の獣の腹の中、ぶつかり合うは因縁の愛弟子。 極寒の大地、北海道。そんな大きな大地が一つの海獣となっているのはこの物語くらいのはず。そんな一大スペクタクルな大騒動が繰り広げられる巻であり、文字通りスケールの違う大騒動が見所な巻である。一つの死闘と決着の先、待っていたのは過去より来たりしあの男。果たして、新たな戦いがすぐそばまで迫っている中、ビスコとミロはどんな騒動に巻き込まれるのか。 勿論次巻も楽しみである。2019/12/12