電撃文庫 急募：少年ホムンクルスへの愛がヤバい美少女錬金術師を何とかする方法

三鏡 一敏【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 344p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049126778
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　謎の襲撃者によって「身体」を奪われてしまった戦士・イグザス。魂だけになり、あわや消滅の危機――！　だったのを、行きつけのアトリエを一人で切り盛りする少女錬金術師・リコラに救われた。
　ただし、人工生命体（ホムンクルス）に魂を避難させたため、その姿は少年に……。
　戦士として何もかもを失った彼は、本来の肉体を取り戻すために犯人探しを開始する……のだが、どうにも隣のリコラの様子がおかしい。
　頬を赤らめ、だが目は虚ろ。　荒い息使いでハァハァハァ……!?
　!!!　こ、これは、犯人よりも先にこいつを何とかしないとマズそうだぞ!!
　少年の悲鳴と少女の嬌声が響く、錬金ファンタジーコメディ！

内容説明

清楚で可憐な錬金術師のお嬢さんは、ちょっと（？）アブナイ人でした。罠にかかり“身体を奪われて”しまった戦士イグザス。いきつけの店の少女錬金術師・リコラが作った人造生命体“ホムンクルス”に魂を移すことで九死に一生！だが少年の姿になった彼に注がれるリコラの視線は―！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[中性色]

昔勇者で今はショタ。いわゆる今はやりのおねショタものだけど、正直タイトル＆あらすじ推しの割には、そこまでショタであるべきシーンには欠けるかな。ただ、話の展開や設定の整合性的な面は納得できるものが多くて素直に読みやすかったかな。しかし、ヒロインはともかくその次に印象に残ったのはおっさんなのはどうなんだ。個人的にはユスティが好み

2020/05/10

[真白優樹]

謎の襲撃者により身体を奪われ、錬金術師の少女が作った人形に入った護衛の青年が、ショタコンだった少女に迫られながら身体を取り戻す為頑張る物語。―――本当の顔はマッドでも、それでも今は共に。ショタコンな錬金術師に迫られたり、色々な方向でマッドな錬金術師達に囲まれ四苦八苦しながら大騒動な日常を過ごす物語であり、どこかねじ曲がった、だけど面白い部分がある心から笑える物語である。一時取り戻せどまた離れ。果たしていつになったら青年は元の身体に戻れるのであろうか。次の騒動の内容とは。 次巻も勿論楽しみである。

2020/04/13

[リク@ぼっち党員]

ショタコンお姉さんとショタホムンクルス(中身は大人)のコメディ。これをおねショタと言っていいのかはよくわからないけど。中身わかっててそれでもグイグイ来るのはたしかに珍しいかも。元から好意が？とも思ったけど、例え話がGだったしなぁ。子供だから許されるラッキースケベを尽く退けようとするイドの鋼の精神力がすごい。そこを突っ切ってくるリコラは中々の強キャラだった。可愛いお姉さんだから許されるけど、これで絵面がミュスケルだったらただの犯罪だ…。

2020/04/12

[ろびん]

見境無い変態怖い。

2020/06/04

[りのん]

ショタコンの錬金術師のリコラと、身体を奪われ少年の姿をしたホムンクルスに魂が入ったイグザス、ふたりが織りなすドタバタコメディの明るい雰囲気がベースにありつつも、しっかりと物語性もあって面白かったです。これはジャンル的にはオネショタものになるのかな…？いまいちそのジャンルには明るくないので分かりませんが笑。元Gの美少女と元美少女のGの話には不覚にも納得させられました笑。リコラやトリスメギストスにはまだ謎があるみたいですし、そのあたり含め次巻も楽しみにしています。

2020/04/14