電撃文庫<br> 未踏召喚://ブラッドサイン〈10〉

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電撃文庫
未踏召喚://ブラッドサイン〈10〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 403p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049125665
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 『白き女王』は憧れていた。
 恭介といっしょにご飯を食べ、学校に通う、そんなごくありふれた幸せな日常を。
 そんな思いを胸に告白するも、城山恭介は無慈悲に拒絶を示す。もとより分かり合えない二人には、戦う以外の道はなかったのだ。
『白き女王』の猛攻に対し、恭介は死した『妹』の魂が封入された『色彩なき童女』の空間を捻じ曲げる能力や、自らの命をも戦術に取り込み応戦するも決着がつかない。決戦の舞台は思い出の地へ――!
 恋する未踏級『白き女王』の結末は!?

内容説明

『白き女王』は憧れていた。恭介といっしょにご飯を食べ、学校に通う、そんなごくありふれた幸せな日常を。そんな思いを胸に告白するも、城山恭介は無慈悲に拒絶を示す。もとより分かり合えない二人には、戦う以外の道はなかったのだ。『白き女王』の猛攻に対し、恭介は死した『妹』の魂が封入された『色彩なき童女』の空間を捻じ曲げる能力や、自らの命をも戦術に取り込み応戦するも決着がつかない。決戦の舞台は思い出の地へ―!恋する未踏級『白き女王』の結末は!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まるぼろ

18
完結巻。白き女王と完全に決裂した恭介は妹の魂が封入されている「色彩なき童女」と共に、完全決着をつけるべく壮絶なデスマッチを繰り広げていくが…というお話です。恭介がああなった後に白き女王が「助けて」と言って恭介が助けるというのはある程度予想通りでしたが、その後の「叡智」とのチームバトルや、恭介の母親や妹まで救済して更に「召喚」を超えて…と言うのは割とスケールの大きなハッピーエンドで楽しい結末だったなと思いました。楽しく読めたシリーズでした。既存のシリーズ共々、次回作などにも期待しています。2019/08/02

真白優樹

9
思い出の地を舞台に、恭介と女王が最後の戦いを繰り広げる最終巻。―――全てを賭け札に掴み取れ、世界を変えるその選択。 どちらかが死ぬまで戦いは終わらぬ筈だった戦いに、一つの予想外の結末が訪れる今巻。恭介と女王、二人ともが力の限りに掴み取った結果であり、二人が共に肩を並べ共に強敵と戦う、一度は見たかった光景がみられる、これが最後とばかりに心が躍り燃える巻である。掴み取った世界の変革、神々とも共存する世界で恭介は少女達と共に再び戦場へ。Nシリーズも書籍化するのなら読んでみたいものである。 うん、面白かった。2019/06/14

みどり

8
あっさりと、終わった!ちょうどいい具合というのがピッタリ。もしかすると「新約」が出ちゃうかもしれないけど・・・(苦笑)。 ハッピーエンドにはなった。なったけど、ご都合主義ですべてが丸く、とも言えないような。 人間の欲は尽きまじ、ってことで手打ちですかね。2019/06/09

ℳℯ

5
★★★☆☆ ついに最終巻に来てしまった…ここまで長かった。死んだ人達もまるごと救ってしまった恭介には呆れる他ないが、「普通の日常」という一番良い結末には拍手。白き女王と結ばれたかどうかは明記されずに終わってしまったが、恐らくこの後恋人になって結婚するという未来を願いたい。世界は再び塗り替わり、召喚の時代もまた終わりを告げたとさ。おしまい。2021/08/06

HANA

5
白き女王との対決。色々と展開は見事。最後だけ見ればシンプルな気もするけれど、随分長かった話も必要な話だったんだろうなぁと思う。これで終わりなのかな。2019/08/18

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