メディアワークス文庫<br> あやかし友人日記―巡る四季のたぬ奇譚

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メディアワークス文庫
あやかし友人日記―巡る四季のたぬ奇譚

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049122848
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

妖怪狸と孤独な少女。二人のほほえましい関係にほのぼの、ほろり。 かつて八百八狸を統べながら、現在は四国・久万山に封じられた大妖怪・隠神千狸。たった独りで三百年を生きる彼はある時、あやかしが見える体質のせいで気味悪がられ、孤独に暮らす少女・三春と出会う。
 山から出られぬ自分にとって、丁度良い暇つぶしだ。
 そんな軽い気持ちで三春をかまい始めた千狸だが、過ぎ往く四季を幾度も巡り、共に笑い共に遊び、時には喧嘩して振り回されるうちに、いつしか“隣に誰かがいてくれる”日々が当たり前のものになっていき――。
 これは孤独を厭わぬ妖怪狸と孤独を嫌う少女、二人の孤独が雪解けていく物語。

岡田 遥[オカダ ハルカ]
著・文・その他

内容説明

かつて八百八狸を統べながら、現在は四国・久万山に封じられた大妖怪・隠神千狸。たった独りで三百年を生きる彼は、あやかしが見える体質のせいで気味悪がられ、孤独に暮らす少女・三春と出会う。山から出られぬ自分には丁度良い暇つぶしだ。そんな軽い気持ちで三春をかまい始めた千狸だが、過ぎ往く四季を幾度も巡り、共に笑い共に遊び、時には喧嘩して振り回されるうちに―。これは孤独を厭わぬ妖怪狸と孤独を嫌う少女、二人の孤独が雪解けていく物語。

著者等紹介

岡田遥[オカダハルカ]
1994年茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒業。第25回電撃小説大賞に応募した『月と狸』を改稿した『あやかし友人日記―巡る四季のたぬ奇譚』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あゆみ

30
★★★★☆ ぼっちな妖怪狸の千狸があやかしが見える体質のぼっちな少女の三春に出会い、最初は軽い気持ちでかまい始めたが、三春が小学生から高校生になる過程で共に過ごし振り回されるうちに、暇つぶし→放っておけない→手放したくないと千狸の気持ちが変化していく様が楽しめる。「ほのぼの、ほろり」なお話。2019/02/03

綾@新潮部

14
四国松山の久万山に封じられている狸のあやかし・隠神千狸と、自分の周りで不運なことばかりが起こるため「呪われている」と友達もできず孤独な小学生・三春の物語。三春の成長物語でもあり、千狸の成長(とは言わないか)物語。小学生の頃の三春のお茶目さがかわいくて読み進めると、急に中学生になってびっくり。さらに三春が高校生になってからの千狸の態度が微笑ましい。全体に漂うほのぼの感と、わくわく感で、楽しく読むことができた。2019/04/13

た〜

14
ぼっちな幼女が封印されたぼっちな元大妖怪たぬきと出会い彼との交流のなかで、友人を作り恋を知るまでの成長記。それに加え、たぬきが仲を違えたかつての親友や手下との真の友情の話。帯に書かれた「微笑ましい二人の絆に、ほのぼのほろり。」の通りな話でした。2018/12/30

HANA

7
あやかしが見える不幸な少女とぼっち妖怪の話。最初は微笑ましく終盤はしょうがないとはいえなんとも言えない展開。色々と広がって欲しい話では合ったと思う。2019/03/11

栗山いなり

7
ひとりぼっちの大妖怪とひとりぼっちの少女による出会いと交わりの物語。読む前からどこかさよ朝を思わせるあらすじだったんだけど実際読んでみたらホントにさよ朝を思いださせる内容でそれにあの花と有頂天家族の要素も加わってたと感じた。そんで、読み終わった後温かい気分になったのと同時になぜか変な笑いが吹き出した2019/01/27

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