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出版社内容情報
谷崎文学の頂点をなす名作を、笹倉綾人が鮮やかな筆致で描き出す!『アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン』の笹倉綾人が、近代日本を代表する小説家・谷崎潤一郎の『春琴抄』を下敷きに新たな物語を紡ぎ出す――本作『ホーキーベカコン』。時は江戸末期。天性の舞の才を持ちながら病で失明した美貌の少女・鵙屋琴と、琴の身の回りの世話をする奉公人・佐助。高慢な琴に対し一途な献身を見せる佐助は、甘美な地獄に堕ちていくことに……。
笹倉 綾人[ササクラ アヤト]
著・文・その他
谷崎 潤一郎[タニザキ ジュンイチロウ]
企画・原案
Mint[ミント]
監修
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺぺ
4
だいぶ両名仕上がって極まって来てる間ありますね。 どうやって大の男を盲目の引きこもりが縛り上げたんだろうか。 そういう戯れのつもりで受け入れたのだろうか。2019/10/31
ナナシ
3
一巻と見比べると春琴が「完成」している事に気付かされる。一巻の、粗相をして顔を真っ赤にしていたあの少女、まだ盲になる前の屈託無く笑うあの少女を思い出すと、今の春琴を形作ったのは佐助だった。作者のオマケ漫画で谷崎潤一郎作品の性質を「強いM男」と触れていたがほんっとタチ悪いな…。ある意味春琴も佐助に人生狂わされていると思う。2019/03/09
sg
2
原作は未読の状態で触れたはじめての春琴抄。あまりにも暴力的な共依存の転がり落ちてゆく様が、笹倉さんの耽美な線で描かれる。ふたりの歪みの末がどうなるか、続刊も待っています。 1巻2巻共に金箔の細さにくらくらする。琴の強さが繊細さに負けていないことも。
かやま
1
あ~いい感じになってきた。タイトルの意味は良くわからなかったけど今回で判明する。青空文庫で検索かけたら出てきていた表現だった。憶えてなかった。2019/11/23
ankowakoshian11
0
谷崎潤一郎先生、彼女に踏まれたい蹴られたい縛られたいだろうなあ……とぼんやり思いつつ読む2巻。2021/05/09
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