出版社内容情報
JALグループ機内誌『SKYWARD』の人気連載エッセイ、単行本化第2弾。 世界各地の魅力をイラストとともに綴った31編と、 特別編・JALカード会員誌『AGORA』掲載の沖縄紀行を収録。
内容説明
世界各地の魅力をイラストとともに綴った31編と特別編・JALカード会員誌『AGORA』掲載の沖縄紀行(第4章)も収録。
目次
第1章 温泉
第2章 文化
第3章 動物
第4章 聖なる島々へ(沖縄)
第5章 グルメ
第6章 家族
第7章 遺跡
著者等紹介
ヤマザキマリ[ヤマザキマリ]
漫画家・文筆家・画家。東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』(とり・みきと共著)で第28回手塚治虫文学賞のマンガ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
109
世界を舞台に活躍してる感じですね。沖縄は写真付き2025/02/25
KAZOO
82
ヤマザキさんが機内誌に掲載されたものをまとめたものの2作目です。世界各地にいたときのことを、一つのカラフルな絵と文章で楽しませてくれます。沖縄は実写の写真でかなり長いものとなっています。ヤマザキさんの絵は、コミックもそうですがどこかほっとさせてくれるような気がします。沢木さんの世界各地の写真集と同様に手元において時々眺めていたい気がします。2025/06/05
ネギっ子gen
60
【私の人生は子どもの頃から移動と共にあった】旅行に行けなくても、旅に出るのが億劫でも、本書を読むことを通して、自分が生きている場所はもっと広いと想像力を育む書。巻頭に、今回の逍遙先(ヴルカーノ島の泥温泉、カッパドキアの気球体験など)を図示した「ヤマザキマリの世界逍遙図」あり。著者イラストと写真付きでこの値段は、お得。<世界地図を広げてみよう。そこには何がある?そこにはどんな人たちがいる?渡り鳥の白鳥のように時には翼で、時には想像力を使って行き着いた地には、自分の世界を広げる“何か”が待っている>――と。⇒2025/07/02
朗読者
21
2巻も羨ましい限りの世界旅行記でした。イタパリカ島とイグアスの滝のブラジルを始め、タイ、スペイン、フランス、キューバなど、1巻に登場した国の別の都市が多かったので、登場国数はあまり増えていませんが、それでも世界を巡る愉しい旅行記でした。本書に登場する31カ所のうち行ったことあるのは4カ所だけでした。3カ月くらいかけて世界一周旅行をしたくなって来ました。2024/12/01
スリカータ
10
JAL機関誌に掲載したエッセイ集。寄稿者としてヤマザキさんほどの適任者はいない。文章も絵も上手い。最近は全く飛行機に乗ってないが、旅の気分を味わえました。2025/03/02