内容説明
主人公:キャニー・シャヒロ。28歳。独身。「ブリジッド・ジョーンズとアリー・マクビールを足したくらい月並み」と嘆くキャニーのもとに届いた、信じられないくらい最悪の知らせ。元彼のブルースが、「グッド・イン・ベッド―抱かれ上手な女になるために」と題された人気雑誌のコラムに、ふたりのセックスライフを、そして彼女の体型までも事細かに書いたなんて!それをきっかけに、月並みなはずのキャニーの人生は、めまぐるしく変わりはじめる。恋や仕事、ダイエット、将来への不安…女性はいつも、たくさんの悩みを抱えながら生きている。それを一点の曇りもない誠実さと、とびきりのユーモアで綴った、ジェニファーウェイナーのデビュー作。自分の居場所を探し求めるすべての女性へ―笑いと涙と勇気を与えてくれる、最高のプレゼント。
著者等紹介
ウェイナー,ジェニファー[ウェイナー,ジェニファー][Weiner,Jennifer]
「フィラデルフィア・インクワァイアー」紙の記者でありコラムニストとしても活躍。愛犬ウェンデルとともにフィラデルフィア在住。デビュー作である「GOOD IN BED」が話題となり、現在15ヶ国に版権が売れている。現在、2作目を執筆中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りつなこ
1
客観的に見たら「こんな元カレ許せるわけないじゃん!」って思う。「訴えてやりなさい!」って第三者なら言える。
でも主人公は、最初はもちろん怒るんだけど、だんだん自分を責めて彼をまた求めちゃうの。
正直その気持ちもわかる。
自分のしたことや、考えていること、考えていたこと。全部知ってるのは自分だけ。 だから、自分が一番責めやすいのは自分自身だと思う。
だからといって元カレを追うのは違うと思うけどね~。
この本は「自分を大切にすること」を説いている。
しかもすごく面白くステキに! 2011/04/28
kosmos
0
記者をしている主人公キャニーが、元カレに自分の太めの体型やそのほか色々なことについて、雑誌のコラムに書かれてしまう所から始まる物語。途中どうなってしまうのかと心配する場面もあったけど、爽やかな気分で読み終えることができた。面白かった。2014/03/08
MT
0
90年代版アメリカン•シンデレラストーリーなお話。後半は作者が主人公に感情移入し過ぎた為に、ブルースが可哀想な男に書かれてしまったのかと思ってしまった。 頭カラッポで読んでもハッピーエンドなお話はけっこう好きだ。