エロイーズとアベラール―三つの愛の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 428p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048972055
  • NDC分類 953
  • Cコード C0397

内容説明

時は12世紀―パリで最も高名な哲学者アベラールと才智と美貌を備えたエロイーズは、永遠の恋に落ちる。このうえなく純潔な愛、高慢な欲望、そして悲劇―今、ふたりにすべてを捧げた男が、封じられた伝説のすべてを語る。アベラール―すべての男の兄弟。エロイーズ―すべての女の姉妹。中世の歴史と荘厳な文化を背景に、人間の性と愛の根源にせまる、禁断の物語。

著者等紹介

オドゥアール,アントワーヌ[オドゥアール,アントワーヌ][Audouard,Antoine]
1956年生まれ。フランスの大手出版社Edition Laffont‐Fixot社の副社長を6年間つとめたあと、執筆業に専念することを決意

長島良三[ナガシマリョウゾウ]
1936年東京生まれ。明治大学仏文学科卒業。出版社の編集部を経て、フランス文学翻訳家に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナコち

1
最後の最後、アベラールは亡くなる直前、ウィリアムに伝えるよう言い残した。 「さようなら、私のただひとりの人」と。 それを聞いたエロイーズもまた死ぬ間際、そう呟くだろう。 ウィリアムは二人に関わり、惹き付けられ離れまた交わる間に、エロイーズが愛していることに気付いた。 それだけでもう彼は報われるのだ。 2010/11/07

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