吹けば飛ぶよな男だが

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吹けば飛ぶよな男だが

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048971058
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

SUPER BEAVERのボーカル渋谷龍太が、2021年7月よりダ・ヴィンチwebにて毎月連載をしているエッセイ「吹けば飛ぶよな男だが」に加筆、修正を加え、新たに7編を書き下ろし、さらに「幸せ」「夢」をテーマにつづった新作小説も収録。

内容説明

「割とどうでもいいルールが、私には多い」ロックバンドのフロントマン・渋谷龍太が日々思うこと、身の上に起きたことをユーモラスに綴ったエッセイ+「俺はこの人生を好きで選んだんだよ」夢、幸せをテーマに描いた、“日常”を、そして“当たり前”を大切にしたくなるような新作小説も収録。

目次

マッチングアプリ
ワインはいかが?
おかわり
むかし話
拝啓、映画館様
魔法の箱
この気持ちフロム塩化ビニール
お嫁においで
ぱぱ
そういうもんなんです〔ほか〕

著者等紹介

渋谷龍太[シブヤリュウタ]
1987年5月27日生まれ。ロックバンド・SUPER BEAVERのボーカル。柳沢亮太(G)、上杉研太(B)、藤原“34才”広明(Dr)と共に2005年に東京で結成。2009年6月メジャーデビューするものの、2011年に活動の場をメジャーからインディーズへと移し、年間100本以上のライブを実施。2012年に自主レーベルI×L×P×RECORDSを立ち上げたのち、2013年にmurffin discs内のロックレーベル“NOiD”とタッグを組んでの活動をスタート。2018年4月には初の東京・日本武道館ワンマンライブを開催。結成15周年を迎えた2020年、Sony Music Recordsと約10年ぶりのメジャー再契約を結んだことを発表。「名前を呼ぶよ」が、人気コミックス原作の映画『東京リベンジャーズ』の主題歌に起用される。2021年10月から11月にかけて、さいたまスーパーアリーナを含む3都市6公演のアリーナツアーを開催しチケットは完売。2022年2月23日にフルアルバム『東京』をリリース。現在もライブハウス、ホール、アリーナ、フェスなど年間100本近いライブを行い、同年10月から12月に自身最大規模となる4都市8公演のアリーナツアーも全公演ソールドアウトにて実施し、約75,000人を動員した。さらに前作に統き、2023年4月21日公開の映画『東京リベンジャーズ2血のハロウィン編-運命』に、新曲「グラデーション」が、6月30日公開の『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦』の主題歌に新曲「儚くない」が決定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やも

89
ジャケ買いだったけど想像よりずーーっと良かった、かっこよかった、可愛かった、優しかった、面白かった👍オススメ!!👍さもない日常の小ネタを集めた、肛門をとっぱらってコンパクトにまとめた朝井リョウ感のある「吹けば飛ぶよな」話をまとめたエッセイ集+短編小説。オーケンっぽさもあったな。著者さんはバンドマンらしいしね。そんで小説もいい、うまい!!👍これはエッセイとセットで読まなきゃね。ちょっとハートフルな伊坂さん味ある。確実に完全オリジナルなのに、例えてばっかでごめんね。ここは読メなんで許してね、渋谷さん。2023/04/15

akiᵕ̈*

39
ただ、ただ驚いた!唸った!笑った!こんな文才をお持ちの方だったとは!まさに今日ちょうどCD TVでLIVE出演されるSUPER BEAVERボーカル渋谷さんのエッセイ&書き下ろし小説を含む1冊。独特で巧みな言葉を自由自在に操る表現力に、終始ニヤけっ放しだった。日常の中で一体どれだけの思考が働いているんだろうと思ってしまう。渋谷さんにとって日々の出来事は全てネタになって出せそう。小説はユーモアの中に、そこには愛と優しさ人らしさがあると思えるちょっとジーンとくる日常の一コマが描かれている。今後の執筆も楽しみ♪2023/04/17

ぴよぴよ

28
大絶賛のレビューを拝読して興味を持った。失礼ながら全く著者を知らず、予備知識ゼロで手に取った。結果、面白かった!エッセイ部分(特に「ワインはいかが?」)では吹き出し、小説部分では少し不思議な話の中にもホロッときた。エッセイと小説が少しリンクしているところも、よかった。 読メをやっていなければ出会わなかったであろうこの作品。大絶賛のレビュアーさんに感謝!!2023/08/07

mariann

24
渋谷氏2冊目。前作は自叙伝的な要素で成り立っていたけれど今回は日々の生活が垣間見られるエッセイ。そして何と小説まで!それにしてもな着眼点。エッセイなのにきっちり落ちをつけてくるし、それが笑えるのがなんか悔しい(笑)そして小説。なんとも言えない癖の強さだけど中盤あたりからグイグイ引き込まれて。エッセイとリンクまでしちゃっててマジか〜!って(笑)面白かったです。良作。2023/07/07

ゆーり

20
ダ・ヴィンチWeb版で現在進行形に連載しているエッセイの書籍化。FMの木村拓哉の番組にゲストで出た時の話も書下ろしで掲載。ぶーやんはどことなく育ちがいいイメージがある。言葉の端々、立ち居振る舞い。BEAVERの経歴は前の著作にもあるけど、自分に素直で人にも性格を飾らないからなんだろうな。色々ある変でメンドクサイこだわりが、ぶーやんを普通じゃないカッコイイバンドマンにしてるのかも。小説のラストは「参ったな、うん、参ったわ」と私も思った。そして「良かったな、うん、良かったよ」と嬉しくなった。2023/03/21

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