Book plus
キャンディ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048970372
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

内容説明

人を愛し平和を愛し、誰より純粋無垢な女子高生、キャンディ・クリスチャン。聖ヴァレンタイン・デイに生を受け、まさに天からの贈り物を思わせる、とびっきりの美人ときてる。そしてますます魅力的なことに、彼女はいつも、どこかヌケてる。というわけでキャンディの行く先々どこでも誰でも―教授も医者も叔父さんも、せむし男も偉大な教祖も、とにかくみんなが彼女の虜。誰もがキャンディとヤリたいと奮闘するが、あと一息のところでお決まりの失敗。自らが招くオトコたちの災難に、キャンディはがっくり嘆く―「あーあ、どうしてこうなっちゃうんだろう」いつの日かキャンディに、平穏で幸せな日はくるのだろうか…!?『イージー・ライダー』の名脚本で知られ、絶大な人気を博したテリー・サザーンの空前絶後のエロティック・コメディ。世界中で話題を呼び、日本でも刊行当時30万部以上のベストセラーになった傑作、大幅改訳にて待望の再登場。

著者等紹介

サザーン,テリー[サザーン,テリー][Southern,Terry]
1924‐1995。1924年テキサスで、薬剤師の息子として生まれる。1943年軍隊に入り、戦後シカゴ大学、ノースウェスタン大学を経てパリ・ソルボンヌ大学へ。処女短篇を「パリ・レヴュー」に発表後、「プレイボーイ」「エスクアィア」などで書評、ルポなども執筆。処女長篇は『閃光と銀細工』(58)。他にも長篇『怪船マジック・クリスチャン号』(60)、『ブルー・ムーヴィー』(70)、『テキサス・サマー』(92)、エッセイ集『レッド・ダート・マリファナ』(67)など、数々の作品を発表。映画『博士の異常な愛情』『バーバレラ』『イージー・ライダー』などの脚本家としてもカルト的な人気を得た

ホッフェンバーグ,メイソン[ホッフェンバーグ,メイソン][Hoffenberg,Mason]
1922‐1964。アメリカの詩人。オリンピア・プレスの寄稿家の一人で、1940年代後半にサザーンと知り合う。『キャンディ』以後は目立った活動をしていない
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りりす

17
度々聞いて、気になっていた映画の、原作(聞いたのはどちらかというと主演のエヴァ・オーリン)。読んでいて、純粋と言われてるヒロインをなんて言い表して良いか分からなった。白痴?馬鹿?優しすぎる?考えながら読んでたけど、キャンディを一言で表すと「からっぽ」じゃないのか。教授の言葉をそっくり語る厚顔無恥さ、主体性のなさ、大抵を「ああ、私ったら」で済ます天真爛漫な考えなさ。ひとを受け入れられる優しさ(と言って良いのかな)も、キャンディ自身に空きがあるから。特に面白くはなかったけど、評判のエヴァを映画で観てみたい。2016/02/09

ヒラP@ehon.gohon

9
お馬鹿なエロチック・ドタバタコメディ。イヤらしさスレスレナンセンスで、旅行先の退屈時間を埋めてくれました。2016/10/03

azimuth

1
思いの外性描写が多かった。あまりにも移り気なキャンディ、あきれながらもかわいく見えてしまう。60年代の作品だがまったく古さを感じない。現代の作品といっても通用する。2010/03/22

サツキ

0
キャンディはとにかく愛されたかったらしい。大学に通ってたはずが、次第に病院に通うようになり、気付けばチベットに居た。そんな物語。2010/03/31

yuyu

0
キャンディが可愛すぎる2009/05/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/70603
  • ご注意事項

最近チェックした商品