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ペイ・フォワード―「可能の王国」

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048970105
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

「もし世界を変えたいと思ったら君は何をする?」社会科の課題をきっかけに、一見馬鹿馬鹿しくも思えるアイデアで、本当に世界を変えてしまう12歳の少年トレヴァーの物語。お正月第一弾で映画も公開予定!

内容説明

この計画は、人を信じなきゃ進まない。今まで誰も、そこに気がつかなかったんだ…。奇跡は、カリフォルニアの小さな町から始まった。トレヴァー・マッキニー、12歳。中学校の新任教師、ルーベンが出した課題は『世界を変える方法を考え、それを実行しよう』―そして彼はひとつのアイデアを思いついた。「ぼくが3人に何かいいことをする。彼らがお返しをしたいと言ったら、それを他の人に返してほしい」彼の計算では、434万6721人の人間が関わってくるはずだった。途方もない彼の計画は成功したのだろうか?答えはノーとも、イエスとも言える。なぜならペイ・イット・フォワードはこの物語を超えて今も続いているから―答えは、あなたが決めることなのだから。

著者等紹介

ライアン・ハイド,キャサリン[Ryan Hyde,Catherine]
カリフォルニア州カンブリア在住。小説『Funerals for Horses』(’97)で批評家から絶賛、注目を浴びる。まだ邦訳はないものの実は短編の名手で、過去に二度、レイモンド・カーヴァー・ショートストーリー・コンテストで受賞。他にもノミネートされた賞は数知れない。代表短編作品に『Earthquake Weather』(’98)。本国では新作『Electric God』が満を持して刊行されたばかり、まさに旬を迎えた女性作家である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kenji

16
13才の普通の少年が 世界を変える方法を考えなさいという課題に対し すごいアイデアを考えつきます。3人の困っている人達を助け 助けられた3人は、それぞれ また別の3人を助け。その連鎖が広がれば 世界中の人々か助かり。平和で幸せな人々でみちあふれた世界になるというものです。毎日 世界では悲惨なことが起きています。パキスタンでは、罪のない子供たちが テロリストに襲撃され 大勢の命がうばわれたり。胸のいたくなることばかりです。 一人一人の心がけ次第では 本当に世界が変えられるのではないかとおもえてきます。2014/12/18

ソラーレ

7
本当にいい話で感動した。人のために何かいいことをする。人はつい自分のためになることしかしないのだと思いがちだ。しかし、皆がそう思ってしまうと私たちの世界は、本当に居心地の悪いものになってしまう気がする。ただ、この物語が教えてくれるように人のために何かをしていると誰もが幸せに暮らせる世界を作ることにつながるのだろう。自分はそういうふうに考えるようにしたい。きっとそうであれば、幸せに暮らせるのではないだろうか。人のために何かいいことをする事を大切にしていきたい 2024/11/01

みふく

3
映画はとやっぱり違いました。ルーベンが特に違ったような。グリーンバーグ夫人のこととか、実は結構重要だったと思う。トレヴァーが死んでしまってからは少しあっさりしすぎているような気がしてしまって、そこは少し残念でしたが、しかし泣いた。2016/07/17

チョビ

2
#読了 学生の頃、流行った記憶が。レンタルビデオ屋さんでビデオを借りて友人と見たことがあるので、結末は知っていました。 読む前と読んだ後では生き方が変わる(かもしれない)。本の持つチカラを思い知らされました。たくさんの人に読んで欲しい本です。2021/10/14

seekingtruth105

1
泣き虫の私はほろっと涙した。大泣きまではしなかった。 本書の中心になっている世界を変える運動は、今の世界情勢にぴったりだと思った。 基本的に善意は時代を問わないものだけれど、ここ数年、世界中で分断、紛争、差別、保守傾向になっている今日、非常に重要になっている。 簡単な事でいい。困っている人がいたら、手を差し伸べたいと思う。2019/09/15

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