目次
序章 九龍皇帝がいない香港で
第1章 建築物が表現する「香港らしさ」に関して…
第2章 レシピの無法地帯「香港無印美食」を魂で理解せよ
第3章 世界のハテナは彼らの常識永遠なれこの「香港遺産」
第4章 世界が認める香港らしからぬ!?グローバリゼーション
終章 普通話が聞こえる香港で
著者等紹介
原智子[ハラトモコ]
1961年東京生まれ。韓流ドラマ、ジャニーズ、華流スターなどボーダレスなアジアの文化を追い続ける。香港に足繁く通ううちに中華圏の中でも独特なその文化社会の面白さにはまり、香港独自文化の探求を始めるようになった。最近はパワーアップするアジア女子文化にも注目(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Romi@いつも心に太陽を!
10
「気になる」が詰まったカオスシティ、香港。返還後はやはり古いものは壊され新しいものが乱立しつつある街並み。おかしなデザインの高層ビルがにょきにょき生えてます。食までカオスな香港。コーヒーと紅茶、エバミルクを合わせた飲み物やアイスレモンコーヒー。ホンコンフラワーを台頭としたプラスチック製品の数々。雑多でチープでどこか懐かしい。チョンキンマンションには必ず行ってみたい(笑)2011/06/09
aki
6
読みかけだったのを読み切り!食べ物から商売から住居から、香港の、文化ごちゃ混ぜでみんな強く生きてそうなところ、凄くいい。私にはない強さがありそうで、憧れるところもある。その強さの裏に歴史的背景というのも強く絡んでるんだろうなと思うし、そのごちゃ混ぜの中に私も少し入り込んでみたい2018/04/22
きっち
1
急激に変化していく香港。香港人の特徴は、とりあえず動く、やってみること。また、悲壮感漂わせることなく軽くあきらめること(悲壮感を漂わせても体力を消耗するだけ)。だから彼らは強い。2024/12/01
きっこ
0
面白かった。書かれた時と、2015年の現代との差が興味深い。2015/09/25
けい
0
この読んだことを確認しに香港に行きたい!なんでもとりあえずやってみる、香港らしい軽やかさ、寛容さ。変化にうろたえるのではなく何かしらプラスにしていこうとする姿勢に、香港の魅力をぐんぐん感じる。2013/08/13
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