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出版社内容情報
原作小説最新21巻収録のエピソード「鍵の国」もコミック化!かつて師匠と相棒が訪れたその国の住民は、全員が首から鍵を下げていた。どうして鍵を下げているのかと師匠が問うと「わかりません」と住民は答えたのだった。その不思議な国をキノが訪ねると住民の首には鍵はなく、キノが鍵のことを聞くとすでに多くの人々が鍵を下げるのをやめてしまったという。鍵は師匠が訪れたころから伝統として国の中央にある石版に差し込まれて、石版には読むことができない文字が刻まれているのだが、果たしてその内容は……。
電撃文庫の大人気シリーズ「キノの旅」の人気エピソード「用心棒」「英雄達の国」、原作小説最新巻からも「鍵の国」をコミック化!
郷[ゴウ]
著・文・その他
時雨沢 恵一[シグサワ ケイイチ]
原著
黒星 紅白[クロボシ コウハク]
著・文・その他/イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レリナ
14
今回はキノの師匠の話もあったので楽しめた。銃撃戦がリアル感があっていい。絵が上手いので、読み応えがある。次巻でもキノとエルメスの様々な国を巡る旅を見ていきたい。話がコンパクトにまとまっているので、読みやすい。原作を読んだことがない人でも十分楽しめる内容になっていると思う。何よりキノが魅力的に描けているので、期待が持てる。長く続いてほしい漫画だなぁ。次巻に期待。2018/06/10
わたー
11
★★★★★電撃大王連載版の2巻。今回は「用心棒」、「鍵の国」、「英雄達の国」2編を収録。原作最新刊の作品を始め、かなり前の作品まで幅広くコミカライズされているので読み口の違いも楽しむことができた。個人的に結構好きなエピソードである「英雄達の国」が読めたのが嬉しかった。フルートなど、パースエイダーの書き込みが細かかったのもグッド。刊行ペースがゆっくりなのだけが残念だが、次回はどのエピソードが収録されるのか今から楽しみだ。2018/06/09
書の旅人
10
漫画版の別シリーズがあったのですね。原作者のあとがきにある、「キノの世界は、現実とはちょっと違った世界です」が印象的でした。先日、ここへ訪れた友人からのメールに「早くまた、現実逃避したい」とあったものですから。うまく説明出来ませんが、今、私のしていること、やろうとしていることは、彼にとっては別世界に近いものだった様です。それがひと時でも、癒しや安らぎとなるのなら…。私は私のやりたいことを続けるのに、意味はあるのかもしれません。2018/06/13
オザマチ
9
小説のコミカライズだとアクションシーンは物足りなくなりがちだけど、この作品はバッチリ。2024/07/06
alleine05
3
第六話。いきなり師匠の話が始まってびっくり。相棒っぽい男は何者なんだろう。第七話。前話に続き師匠たちの話……かと思ったら導入だけで今度はキノの話だった。しかしこのオチはこれでいいのか。いまいちすっきりしないな。「英雄たちの国」も少々後味悪かった。2021/02/20