電撃文庫<br> 処刑タロット〈2〉

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電撃文庫
処刑タロット〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048937955
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

死と隣り合わせの脱出ゲーム「サドンデス」に再挑戦する鳴海達の運命は――鳴海たちが挑む新たなゲームは、仮想と現実が交錯する危険な制裁バトル!?

 梨々花を助け出し『塔』『悪魔』のゲームを制した鳴海たち。しかし、デスゲーム「サドンデス」の鍵を握る梨々花を狙って、生徒会の幹部が動き出す。
 鳴海たちは、前回のゲーム敗北の責任を取らされ囚われた山岸美玖を救うため、生徒会の用意したARバトルへの参加を決意するが……。
 仮想と現実が交錯する危険な制裁バトル。さらに次なるタロットゲームも発動し!? 鳴海たちの運命は?

土橋 真二郎[ドバシ シンジロウ]
著・文・その他

植田 亮[ウエダ リョウ]
イラスト

内容説明

謎多きデスゲーム「処刑タロット」に囚われたクラスメイト・伊刈梨々花を助け出し『塔』『悪魔』のゲームを制した鳴海たち。しかし、処刑タロットが生み出す莫大な利益と、その鍵を握る梨々花を狙って生徒会が動き出す!鳴海たちは、前回のゲーム敗北の責任を取らされ制裁を受ける山岸美玖を救うため、生徒会の用意したARバトルへの参加を決意するが…。仮想と現実が交錯する危険な“制裁バトル”。そこで鳴海たちを待ち受ける因縁の人物とは?さらに次なる処刑タロットの招待状も届き―!?試される極限状態での判断力!ノンストップゲーム小説、最新作!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐治駿河

38
2巻までしか出版されていないので、一応これで完結ですかね。ただし物語は俺たちの戦いはこれからだ的な中途半端ですね。自分の理解力の性なのかゲームのシステムやルールが理解しきれないです。もう少し単純なゲームを用いて心理戦的な部分にリソースを割いていただければよかったたもしてません。個人的な希望ですが出来ることなら「扉の外」の設定を用いて別の人物や時代で新たな物語を書いて欲しいですね。それでも土橋作品は好きなので今後も読むでしょうね。2024/08/26

まりも

20
デスゲームに囚われたクラスメイトを救う為、仮想と現実が交差する制裁バトルに参加するシリーズ第2弾。恋愛ゲームをただの恋愛ゲームにするのではなく、カタチはそれを保ちつつもしっかりと土橋節を効かせてくるとか流石。このエゲツなくて救いのない感じ。こういう人間の心理状態が大いに試されているところが土橋先生らしくって好きだ。それだけに全体的に尺不足だったせいで、尻切れ蜻蛉感がしたのは非常に残念。持ち味を最大限に生かすにはもう少しページ数が必要な気がする。なんか物足りないんだよなぁ。2018/05/13

かわゆきか

18
今回もいろんなタイプのサバイバルゲームにめっちゃ楽しめた。バトルと縁のない世界で軍隊を編成しての攻略は面白かったし、後半の砂漠の島は更にハラハラドキドキさせられた。人と同様の感情を持ち好意を寄せる仮想の少女たち、何を考えてるか分からない見知らぬ現実の少女、そして何処にいるのか存在するのかも分からない現実にいた少女、彼女たちへのプレイヤーの向き合い方がゲームを左右する心理的要素が面白い。クリア後の世界も並行で発展してるのも楽しみのひとつ。2018/05/24

HANA

8
仮想空間をうまく使ったデスゲームもの。今回もゲーム自体は結構面白かったとは思うけれど、思っていたよりもサクサクと進んでいった感じでもう少しそれぞれ深くても良かったかも。2018/07/17

真白優樹

7
梨々花を狙い生徒会が動き出す中、囚われた美玖を救い出す為、拡張現実のゲームへ挑む今巻。―――幻想と現実は交差し、陰謀と悪意は蠕動する。容赦ない悪意、そして地位を巡る欲望。どうしようもなく人間的なものが引き起こす事態に巻き込まれ、危機に直面する今巻。複雑に組まれしロジック、信じる心と悪意が勝敗を分けるゲーム。救えぬ者達が踊るゲームの中、一つ一つ手探りで、救う為に必死に頑張る鳴海達。彼等の結果が更なる混沌の引き金となっていく中、徐々にタロットは集い出す。果たして次のカードが導く遊戯とは。 次巻も楽しみである。2018/05/13

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