- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
それぞれの未来に向け、ついに再始動するシリーズ第8弾! 初恋の人・翔子の未来を願った12月が過ぎ、いつの間にか咲太も高校二年生の3学期を迎えていた。
三年生の麻衣と峰ヶ原高校で一緒にいられる学生生活も残り僅かとなったなか、長年おうち大好きだった咲太の妹・花楓が誰にも明かしたことのない胸の内を打ち明ける。
「お兄ちゃんが行ってる高校に行きたい」
それは花楓にとって大きな決意。極めて難しい選択と知りながらも、咲太は優しく花楓の背中を押してあげ――。
『かえで』から託された想いを『花楓』が受け取り、未来へ一歩踏み出すシリーズ第8弾!
鴨志田 一[カモシダ ハジメ]
著・文・その他
溝口 ケージ[ミゾグチ ケージ]
イラスト
内容説明
初恋の人・翔子の未来を願った12月が過ぎ、いつの間にか咲太も高校二年生の三学期を迎えていた。三年生の麻衣と峰ヶ原高校で一緒にいられる学生生活も残り僅かとなった中、長年おうち大好きだった咲太の妹・花楓が誰にも明かしたことのない胸の内を打ち明ける。「お兄ちゃんが行ってる高校に行きたい」それは花楓にとって大きな決意。極めて難しい選択と知りながらも、咲太は優しく花楓の背中を押しあげ―。『かえで』から託された想いを『花楓』が受け取り、未来へ一歩踏み出すシリーズ第8弾!
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寂しがり屋の狼さん
99
シリーズ8巻目✨前回から少し間が空いてしまいましたが…今回は妹の花楓ちゃんの成長を見守るお話しでした(*^^*)珍しく思春期症候群は現れないのかと思いきや…ランドセルを背負った麻衣さんが🎒(≧▽≦)次回が楽しみです(*^.^*)2020/03/22
ツバサ
68
新章開幕。花楓がかえでの想いを継いで、歩き出す。ゆったり進みながらも、シリーズ特有の青春の痛みがありました。これから、どんな展開になるのか楽しみです。2018/06/15
シータ
63
今回は花楓回でした。まじで高校入学のために頑張る姿に感動するんですが、その背景に「かえで」の想いを受けて、夢を叶えようとして峰ヶ原高校に受験したことがわかって、「花楓」が「かえで」になろうと、咲太達にとっても、「かえで」の方がよかったんじゃないかと葛藤したり、色々と考えていたことを吐露したくだりは泣けますよね。今回は思春期症候群の要素がほぼなかった、冒頭と最後の小学生の麻衣さんくらいでしたな。なんかこのシリーズで毎回泣いてる気がする。2020/06/20
よっち
63
高校二年生の3学期を迎える咲太。麻衣と高校で一緒にいられる学生生活も残り僅かとなったなか、咲太の妹・花楓が誰にも明かしたことのない胸の内を打ち明ける第二部開幕。引きこもり状態から保健室登校をするようになっていた花楓が密かに抱えていた想い。あえて極めて難しい選択をする彼女の背中を押す咲太。周囲の人たちの力も借りて花楓の揺れる思いと向き合いながら、いろいろなことに少しずつ方向性が見えて来たなあとわりと穏やかな気持ちで読んでいたので、終わっていなかった思春期症候群にはっとさせられました。続刊早く読みたいですね。2018/04/10
まりも
57
咲太と同じ高校にいきたい、無謀とも思える花楓の決意の裏に隠された想いに迫る第2部開幕編。ちょっと不安に思っていたけど、第2部が始まっても青春ブタ野郎シリーズは、期待してた通りに面白くて素敵でした。みんなと違うことは恥ずかしい。自分自身その考えが心の何処かにあるしその考えに流されていたので、自分の意志で決める事のスゴさがよく分かる。本当に花楓はよく頑張った。かえでがいたから花楓がいる。過去と現在、そして未来へと繋がる素敵なエピソードでした。花楓のこれからの人生に幸あれ。次巻はどんな展開になるんだろう。2018/04/10