ＤＥＮＧＥＫＩ ＨＯＢＢＹ ＢＯＯＫＳ エヴァンゲリオンＡＮＩＭＡ〈１〉

山下 いくと【企画・著】/カラー【原作】/柏原 康雄【企画・編】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 296p／高さ 19cm
• 商品コード 9784048933728
• NDC分類 913.6
• Cコード C0076

出版社内容情報

「もしも人類補完計画が発動しなかったら……？」TVアニメ第２４話「最後のシ者」から分岐した３年後のifストーリー。電撃ホビーマガジンにて連載された人気小説連載が、長い沈黙を破りついに単行本化！

内容説明

それは碇シンジによって「人類補完計画」が阻止された世界…かつての特務機関ネルフは「ネルフＪＰＮ」に再編され、総司令・葛城ミサトの下で１７歳になったチルドレン達が使徒の再来へと備えていた。だが、全地球使徒探査殱滅ネットワークを担う“四人”の綾波レイの一人・Ｎｏ．カルトが突然の暴走。それを阻止しようとしたシンジは、初号機もろともガンマ線レーザーで撃ち抜かれて消失する…。ＴＶアニメ第２４話から分岐したもう一つの『エヴァンゲリオン』の可能性の物語、十年の時を経てここに甦る。

著者等紹介

山下いくと［ヤマシタイクト］
１９６５年生まれ。岐阜県出身。メカニックデザイナー、漫画家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ナギ]

旧劇場版以降の外伝的な位置づけで、3年後を舞台にした作品。チルドレンは17歳になり、アスカは完全に復活していますし、綾波は4人になってますし、トウジが出世して居たりとなかなか読み応えがあります。シンジはまた世界から取り残されるのでしょうか？

2021/01/29

[まるぼろ]

2007年-2013年まで電撃ホビーマガジンにて連載されていた作品で、旧劇エヴァの最終決戦にて人類補完計画をシンジが瓦解させた世界での、その3年後から始まるお話です。今巻は第壱章の終わりまで、人類補完計画のやり直しを勧告するアルマロスが出現し、それから…と言う所までのお話です。言ってしまえば公式が連載、発売したIF小説なのですが、公式でも書く人によってエヴァの方向性が変わるのは今に始まった話ではないので、個人的にはこういったSF全開なエヴァも嫌いではありません。→

2018/01/07

[黑春]

TVアニメ24話終了時から分岐した、三年後の世界を描いたサイドストーリー。 チルドレンは17歳になっており、綾波が4人いたりで面白い設定だと思う。 場面転換が多いので多少読みづらいが、今後も楽しみ。

2025/05/06

[AKF-ZERO]

TVシリーズ終了後のシンジによって人類補完計画が阻止された世界の三年後のif物語。残念なのは雑誌掲載時キャラデザ担当だったうたたねひろゆき氏のイラストが全くないこと。氏の繊細で色っぽいイラストはメッチャ好きだったんですけどね…。イラストは作者である山下氏ですが、悪くはないんですが、違和感が何とも拭えず…。挿絵はエヴァばかり。ただ物語りとしては中々面白いです。十七歳に成長したシンジやアスカが人間味があって、新劇場版よりこちらの方が好ましいです。ちなみに綾波クローンが四人います。おや？委員長の様子が……。

2017/12/03

[こも 旧柏バカ一代]

あの赤いスープになってから3年後の世界ね。 戻ってくる奴、来ない奴。 そんなシンジ君も高校2年生？ 何より驚いたのが、綾波が4人も居るww

2019/04/22