内容説明
夢見る風俗嬢、童貞大学生、不妊の元主婦、ゲイを隠す夫、生きる希望を失くし集団自殺をした四人に訪れた奇跡―。大阪の安アパート「詩名内荘」に住む四人の住人たちは、偶然にも時を同じくして取り返しのつかない“罪”を犯してしまう。生きる希望を失った四人は集団自殺を決行するが、何故か目を覚まし罪を犯す前に時が戻っていた。人生をやり直すチャンスを得た四人は、罪を犯さぬように行動するが、どこかで歯車が狂っていき―。犯罪×タイムループ×タイムリミット―閉塞感でがんじがらめのハイスピード群像劇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JUN
3
毎日の繰り返しで自分探し。2022/02/13
みにゃー
0
意外と普通に面白かったが、もう少しループ部分をしっかり描いて欲しかった2022/07/03
なー
0
夢もない人生も終わったかに見える同じアパートの住人同士が集団自殺するも何故か5日前に戻りまた同じ日々を繰り返す。このループを断ち切るためには自分たちを含め、関わりのあった人も死なせてはならない。 突飛なストーリーに思えるけど人が人と関わりを持って生活していく上でごく当たり前のことだな。生活に忙殺されて忘れてるけど基本に立ち返るにはいい一冊。2022/05/24
knockknock
0
70-よくある集団タイムリープもの。ただ戻る日が一日ずつ短くなっていくのとそれぞれほぼ独立して話が進むのが珍しいと言えば珍しい。他はまあ普通かな・・・。2022/04/03
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- 和書
- よるです