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出版社内容情報
効率性と柔軟性を兼ね備えたプログラミング言語として進化を続けるC++。本書は、次の規格として標準化が進められているC++20を意識しながら、現行の規格に準拠したC++プログラムの書き方を徹底的に解説していく。プログラミング経験者を主要な対象としているが、解説を進めるに当たっては、その時点で学習した知識だけを利用して新しい知識を学ぶ方法(知識のブートストラップ)が意識されており、プログラミング初心者であっても新しい機能、知識の理解を無理なく行えるようになっている。C++の実行、デバッグ、基本的な文法、アルゴリズム、オブジェクト指向、テンプレート、メモリ管理、乱数など、C++による本格的なプログラム開発に必須の知識を網羅した本格的な入門書である。
内容説明
最新規格に準拠したC++プログラムの書き方の王道を極める!!
目次
C++の概要
C++の実行
C++ヒッチハイクガイド
デバッグ:コンパイルエラーメッセージの読み方
条件分岐の果てのレストラン
デバッグ:コンパイル警告メッセージ
最近体重が気になるあなたのための標準入力
ループ
メモリーを無限に確保する
デバッグ:printfデバッグ〔ほか〕
著者等紹介
江添亮[エゾエリョウ]
2010年C++標準化委員会エキスパートメンバー。2014年株式会社ドワンゴ入社。2015年C++標準化委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masahiro Oono
5
本書はプログラミング経験者に向けてC++を解説した入門書だ。著者は「すでに学んだことのみを使って次の知識を説明する手法」を用いたと序に書いている。特にそれを感じたのは14章から37章を読み通す中でだった。イテレータの基礎を学びarrayの実装を確認した上でポインタを学び、その後さらにイテレータの詳細を学ぶ流れは上手いと思ったし、また、動的メモリ確保を学びvectorの実装を確認した上で、コピーとムーブ、lvalue / rvalueリファレンスを学ぶ流れは理解が深まっていくのを感じて非常に楽しかった。2021/06/22
も
1
文法だけではなく、言語のクセ、コンセプト、歴史的経緯や慣習など、プログラマ向けの入門書として求めているものが書かれていた。おかげで今回は軟弱な言語(著者の表現)に逃げずに、しっかりとC++に入門することができた。内容はGitHubで公開されているので、購入前に試し読みができる。2021/11/16
Q
0
C++コミュニティ界では著名な著者によるC++言語入門本。arrayなど基本的なライブラリを自作しながら少しずつこの言語の機能を学習していくというのが流れ。なぜかC++テンプレートメタプログラミングに再度入門したくて手に取った。テンプレートそのものの説明はかなり簡易なものだったが、テンプレート引数にはコンパイル時に決定できるものならなんでも渡せるというところに希望を持った。次はテンプレートの詳説本に手をのばしたい。2021/04/07
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