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出版社内容情報
魔法を奪い合う世界。世界中の魔法を回収する最強凸凹コンビの活躍を描く!七十年もの長き間続いた魔術大戦は、数え切れない魔術士を巻き込みながら、無数の街を破壊しつくしたが、対立していた〈公魔十七家〉と〈奪還同盟〉双方の和平交渉によって、一応の終結をみた。
それから六年。
世界に拡散してしまった強力な魔術を回収すべく、各地を旅する凸凹コンビがいた。
ユトとサラサ。人呼んで〈クリアーズ〉。
天真爛漫で陽気なサラサが攻撃担当、静かで人見知りなユトがサポート担当として、魔術士相手の危険な任務にあたっていた。そんな二人の奔放で爽快な活躍を描く。
「その魔術、僕がいただく!!」
桜咲 良[サクラサキ リョウ]
第21回電撃小説大賞二次選考作を改稿した「スティール!!」にてデビュー。
狐印[コイン]
「かのこん」(MF文庫J)、「神曲奏界ポリフォニカ」(GA文庫)、「できそこないの魔獣錬磨師」(冨士見ファンタジア文庫)などで知られる人気イラストレーター。
内容説明
七十年も続いた魔術大戦は、数え切れない魔術士を巻き込みながら、世界中の街を破壊しつくしたが、“公魔十七家”と“奪還同盟”の双方の和平交渉によって、一応の終結をみた。それから六年。世界に拡散した強力な魔術を回収すべく、各地を旅する凸凹コンビがいた。ユトとサラサ。天真爛漫で陽気なサラサが攻撃担当、静かで人見知りなユトがサポート担当として、危険な任務に従事していた。そんな最強(?)な彼ら“クリアーズ”の奔放な活躍を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
9
もはやバーゲンセール。設定はなんだかいろいろ出すんだけど、それの説明がいい加減でいまいち構造がわからん。それに話として巻内でケリつけなきゃいけないのはわかるけど、背景が描かれないのも厳しい。木の実をやたら押してくるなら、それに意味合いを持たせたらもうちょいなんとかなったのかなぁと2017/03/31
HANA
8
魔法の奪い合い。魔法が出すぎてほぼ雰囲気でしか内容を掴めなかったのが残念。奪っていく、上限があるという設定は面白かったのでその辺りもう少し詳しくしてくれるともっと楽しめたと思う。2017/04/03
真白優樹
4
破壊の限りを尽くした魔術大戦が一応の終結をした世界で、少年と少女が散逸した魔術を集めて回る物語。―――回収せよ、その魔術。名門の家という巨大な集合体が敵として控え、全面戦争へと歩み出していく中、人工の少年は、滅んだ宗家の忘れ形見の少女を守り切れるのか。全体的にはテンプレを多く含む王道的なファンタジーといった感じの作品であり、バトルの押しが弱いなど若干粗も目立つが全体的には中々に面白いといった感じのこの作品、これから打ち切りにならないか不安であるが頑張ってほしい所である。 次巻も楽しみである。2017/03/12
まつだ
0
魔法の奪い合いが面白かった。ヒロインがとんちきなのがこれまた伏線なのかとすら思えるほどに、物語のこれからを読んでみたい。是非続巻を。2017/08/11