メディアワークス文庫 天然石ねこまち堂は坂の上

水沢 あきと【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2016/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 290p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048925488
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

不思議な石でわたしはほんの少し大人になる。天然石がつなぐ人と人との物語スポーツ推薦で高校進学を決めた少女・鈴。彼女は地元を離れ、大好きだった祖父が興した“天然石アクセサリー”のお店へ居候することに。
　しかし！　若くして店を継いだ彼女の叔父・瑠璃は最悪な青年だった。彼は“超”がつくほどのへんくつ屋。生真面目で一直線な鈴は、彼と口論の日々、日々、日々……。だが、そんな中で鈴は温かい出来事に出会う。瑠璃は石を通して不思議な力で客を癒す力を持っていて、同じ血を継ぐ鈴にも“石”にまつわる不思議な力があるようで……？
　坂の上にある“天然石の店”を舞台に贈る、“石”と人との優しい絆の物語。

水沢　あきと［ミズサワ　アキト］
第6回電撃hp短編小説賞銀賞を受賞し、デビュー。IT企業勤のかたわら執筆活動を行う作家。

内容説明

スポーツ推薦で高校進学を決めた少女・鈴。彼女は地元を離れ、大好きだった祖父が興した“天然石アクセサリー”のお店へ居候することに。しかし！若くして店を継いだ彼女の叔父・瑠璃は最悪な青年だった。彼は“超”がつくほどのへんくつ屋。生真面目で一直線な鈴は、彼と口論の日々、日々、日々…。だが、瑠璃は石を通して不思議な力で客を癒す力を持っていた。そして同じ血を継ぐ鈴にもその力があるようで…？坂の上にある“天然石の店”を舞台に贈る、“石”と人との優しい絆の物語。

著者等紹介

水沢あきと［ミズサワアキト］
兼業作家。２００６年、第６回電撃ｈｐ短編小説賞銀賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐島楓]

天然石に秘められた力で人の手助けをする少女と、それを見守る（？）叔父の物語。ひとつだけ気がかりなのは、このふたりの間に恋愛フラグ立たないよね・・・ということです。それらしい描写があったので、陰ながら心配しております。

2016/12/07

[ぽぽ♪]

水沢さん、初読みです。陸上の高校推薦入学で祖父の家に居候する事になった鈴。父と20も離れた叔父・瑠璃はかなりの変わり者で…鈴と瑠璃の凸凹コンビが微笑ましかったです。口喧嘩ばっかりだけど、互いに理解しあっている感じが良かったです。読了感も爽快で、続編希望です！

2017/04/12

[よっしー]

タイトルが気になり、手に取りました。話自体はさらっとしていたので、読みやすかったのですが、個人的にはもう少し内容が濃かったら良かったなと思いました。石に触れることで起こる不思議な現象の説明もなく、普通とは違うっぽい猫についても特に触れられず…。続編が出る予定だったからなのでしょうか？何気に消化不良です。

2023/11/11

[沙耶]

初読み作家さんでした。私、天然石とか大好きなんで読んでみようと思いました。私にぴったり合う話でとても読みやすかったです。自分の願い通りにしたかったら自分で動くしかないんだなって改めて思いました。天然石はその勇気をちょっと後押ししてくれるだけで決めるのは自分次第でよく悪くもなるということを教えてもらった本でした。天然石とか興味ある人はオススメです！

2017/03/02

[ｉｇａｉｇａ]

あっさりとした話だった。なんだろう。石を触るとその人の心の中が見える・・・ってことでいいのかなー。鈴の不思議な力を活かしきる前に本が終わった感じ。

2019/02/16