電撃文庫<br> 剣と炎のディアスフェルド

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電撃文庫
剣と炎のディアスフェルド

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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048923941
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

英雄への道を歩む二人の戦いを描く、本格ファンタジー戦記!大陸の西端、ディアスフェルドと呼ばれる地方に、超大国アルキランが突如侵攻した。攻め込まれたイアンマッド王国は、和議と引き替えに兄王子ルスタットを人質として差し出した。
 残された弟王子レオームは、剣の達人だが腰抜けと評判の軟弱者。兄が戻るまで国を守ると誓うが、疲弊した王国は周辺国に狙われ、更には父王の暗殺、老臣の叛乱と、次々に危機が襲う。果たしてレオームは王国を守り切れるのか。
 一方生まれついての英雄ルスタットは敵地にあっても尚、その剣と勇気と不死身の体で着実に名声を高めていく。
 剣と炎が舞い散るファンタジー戦記、開幕!

佐藤 ケイ[サトウ ケイ]
第7回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞者。代表作『天国に涙はいらない』『私立!三十三間堂学院』。

PALOW[パロウ]

内容説明

大陸の西端、ディアスフェルドと呼ばれる地方に、超大国アルキランが突如侵攻した。攻め込まれたイアンマッド王国は、和議と引き替えに兄王子ルスタットを人質として差し出した。残された弟王子レオームは、剣の達人だが腰抜けと評判の軟弱者。兄が戻るまで国を守ると誓うが、疲弊した王国は周辺国に狙われ、更には父王の暗殺、老臣の叛乱と、次々に危機が襲う。果たしてレオームは王国を守り切れるのか。一方生まれついての英雄ルスタットは敵地にあっても尚、その剣と勇気と不死身の体で着実に名声を高めていく。剣と炎が舞い散るファンタジー戦記、開幕!

著者等紹介

佐藤ケイ[サトウケイ]
第7回電撃ゲーム小説大賞“金賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

46
大陸の西端、ディアスフェルドと呼ばれる地方にあるイアンマッド王国の二人の王子を描いた英雄譚。これは水野良先生が帯を書くに相応しいド直球な王道ファンタジー物語ですね。剣と騎士道で着実に名声を高め英雄への道を歩む兄の物語と、危機を乗り越え着実に成長する軟弱者の弟の物語。二つの王道を楽しめるのがこの作品最大の魅力です。世界観も良く出来ており、メイン2人だけじゃなく脇を固めるキャラも非常に魅力的なので、一気に読み終えてしまいました。レオームとルスタットが再会する時、物語はどうなるのか。次巻も楽しみです。2016/10/09

よっち

35
超大国アルキランに突如侵攻されたイアンマッド王国。和議と引き替えに人質として赴くことになった国王の長男王子ルスタットと、残されて次々と危機に見舞われる弟王子レオームの二人の王子の物語。神話的な超越した力と、人が技術を覚え始めた端境期の世界観で、周囲で引き起こされる危機的状況に否応もなく巻き込まれてゆく弟レオームと、アルキランの先進的技術に触れつつ伝説の存在となってゆく兄ルスタットの数奇な運命はとても興味深いですが、それぞれの道を歩み始めた二人がどのような形で再会することになるのか今後がとても楽しみですね。2016/11/05

瀧ながれ

24
主人公兄弟の特殊能力が、「強さ」を表現するための比喩かと思ってたら、どうやら本当に特殊なもので、これはもしかして、最後はこの二人が戦いますか?と、不安な予想をして震えて読んだ。ページが進むほど、不安の裏付けがされていくようで、なんとも心細い。まだまだ序盤、離れた場所にいて、伝聞でしか相手の様子がわからない状態なので、どこまで相手を信じ続けられるのかが、この先のテーマではないかと思います。フィーリ嬢が怖い。この人このまま王妃になったりせんでしょうな?国内外に悪い印象を刻みますよ、きっと。2016/11/25

おっしー

21
読み終わってしまった……(喪失感)!!面白い伝記を読んでいるみたいだった。文章一つ一つがしっかり吟味されていて、すごいの一言に尽きる。ストーリーもキャラクターもぶれない魅力があり、読みごたえがあった!!レオームとフィーリがいい味出してる♪ルスタットは純粋で頑固すぎて不安。最後までレオームを信じていて欲しい。…あー早く次を!!!!2016/10/24

真白優樹

21
戦乱の世界、敵国の侵略により運命が分かれた二人の王子の物語。―――分かたれた道は王子達を覇道へと導き、運命は歩き出す。快いまでに直球で心の芯が湧き立つ、そんなファンタジー戦記を読みたいのであれば迷わずこの作品をお勧めしたい、そんな作品。それぞれの地でそれぞれの仲間と共に王道を歩き始めた王子兄弟。2人の道は今は離れ重ならず、だが再び重なった時、そこでは何が起きるのか。それぞれの地で勢いを高め地位を得て、王道を進む二人。王になる者と英雄になる者。二人の道の先には何があるのだろうか。 次巻も楽しみである。2016/10/12

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