内容説明
大人気ボカロ曲『気になるあいつは怪獣少年』がついに小説化!動画に現れる怪獣はなんの目的でどこから来たのか!?マイコとユウの淡い恋の結末が、PVだけでは決してわからない物語の秘密を解き明かす。さらに、物語のすべてのはじまりとなった『虹色団地の神隠し』など、幻の同人誌で書き下ろされた『怪獣少年』へと繋がる3曲のノベライズもすべて特別収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鑑真@本の虫
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ボーカロイド楽曲『気になるあいつは怪獣少年』ノベライズ。 PVでは謎に包まれていた怪獣の現れた意味と少年についてが明かされる。 主人公・マイコが転校生のユウに想いを寄せ、ある日の放課後に後をつけた際に、怪獣にアイスを食べさせる姿を見てしまうところから物語は展開される。 明らかとなった怪獣の正体は、思った以上に不可思議だった。 発想がなかなか面白く、予測のつかない展開の連続であり、その意味では楽しめたかもしれない。 特別収録の短編は、胸を寂寥感が包むような話で、嫌いではない。2014/09/03
もものじ
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作者特権。2014/03/21
tama
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元ネタはボーカロイドによる曲です。初めてこれを聞いた時のインパクトと言ったら無かったなあ。個人的な感想を言うのであれば、曲を聞いた時のラストは、かなりアナーキーな現状破壊の物語、という印象だったのですが、小説ではその破壊力は薄まり、少女の成長と回復の物語、ぐらいに落ち着いたように思います。これはこれで悪くはないのですが、怪獣を幹とした物語としたは物足りなさを感じなくもありません。2018/09/02