内容説明
かつての親友・聖の手によって教室で孤立していた草平は、共に暮らす叔母ともうまくいかず、唯一の理解者だった晴香も、草平の手が届かない存在に。居場所を失った草平は、自分の身体が他人の瞳に映らず、声が他人に届かなくなったことを知る。草平は透明人間になったのだ。実力派クリエイトユニット発200万再生突破の超人気ボカロ曲がファン待望のノベル化!!
著者等紹介
岩関昂道[イワセキタカミチ]
電撃小説大賞への応募をきっかけに作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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จีนรัก
29
凄く面白かった!特に後半部分。だけど、終わり方が物凄く残念だった。モヤモヤしたままで終わって...もっと知りたいのに!と思ってしまう本です。 シリーズと言っても全然『人生リセットボタン』とはリンクしていなかったな。だけど、マキちゃんの存在だけはリンクしてたww これからkemuさんの作品を読んでみようかなと思ってる人は『人生リセットボタン』と『インビジブル』どちらを先に読んでも良いと思います!2014/04/03
白雪ちょこ
13
今回、リン&グミは一切出てこず、オリジナルキャラクターが主役となっている。 曲の歌詞にも沿っており、物語としては最初から最後までうまくできている部分はあったと思うが、オチに関しては今ひとつ。 少女のマキは前半部分は出てくるが、後半はほとんど出てこず。 少しダラダラしていると思われる部分もあったが、苦しんでいる人々が透明人間になった瞬間は「自殺」にも似たような心の動き方にも思え、ボカロ好きにはもちろん、中高生達にも是非読んでほしいと思った。2022/05/05
グーミリア
12
すごく引き込まれる。面白い。透明人間とか異世界なのにどこか現実味があって。共感できるところもあって。ちょっと悲しい感じだけどこういう話すきです。2015/02/08
祐華
11
透明人間も、色々大変なんだな…σ^_^;2014/06/18
ましろ。
8
内容はすごく面白かったです。 ただハッピーエンドと思って良いものかどうか、、、 オチは読者の想像ですね。2014/12/02