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内容説明
いつか大人になったとき…。さくら荘で過ごした日々を思い出して、何を思うんだろう。みんなバカだったなあって呆れるのかな。それとも、賑やかで楽しかった日々を懐かしく思うのかな。その両方なら、言うことない。なんたって、ここでの毎日は、ほんとに最高だったから。学園の問題児の集まり『さくら荘』を舞台に描かれる、変態と天才と凡人が織りなす青春学園ストーリーが、ついに感動の完結。空太たちが選ぶ“未来の色”を、ぜひ最後まで見届けてください。
著者等紹介
鴨志田一[カモシダハジメ]
ライトノベル作家。1978年4月11日生。神奈川県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
84
一つの物語が終わった。最後のページが近づくたびに、胸の奥がなんともいえない気持ちになった。読み終えると嬉しい反面、寂しくなった。自分も空太たちと共に高2の春から大学卒業までの6年間を『読書』というカタチで過ごしたんだなぁ。と実感した。細かい部分の感想をあげれば切りが無いのだけれど、物語の終わりの時点でみんな笑顔になれたのが、幸せでもあり、みんなの成長だったのだと思う。 以前の感想でも、述べたけど、『さくら荘のペットな彼女』は中高生に読んでもらいたい。青春に必要なものがこの作品にはたくさん詰まっている。2014/04/16
コリ
66
とうとう完結。本当に素晴らしい青春物語で、とても楽しく読めた。夢を追いかける楽しさや、挫折から滲み出る絶望、そして恋愛の難しさなど最近のライトノベルにはあまり見かけないものが全部つまってたんじゃないかな。なかなか貴重なシリーズだったと思う。だから綺麗に終わって良かった。紆余曲折を経た、このような結末を最後まで見届けられて本当に良かった。この騒々しくも魅力的なキャラクター達と会えないと思うと寂しいけれど、読んで良かった。楽しい時間を本当にありがとう。2013/08/31
た〜
65
冒頭からいきなり(汗)だわ熱血だわ××だわで忙しい。更にもじゃもじゃくんが壊れるし、空太とドラゴン同棲(?)だし。最終巻に色々詰め込んできたな。でも、先輩たちの卒業回ほどの感動はないかなー。 ん??『本編』完結??←帯的に 番外編ありなの?2013/07/10
リプトン
60
ついに完結ということで、最後までさくら荘らしく登場人物達が悩み葛藤し、そして成長が感じれた最終巻だったと思います。シリーズを通して登場人物達の心理描写、行動を高校生である彼らのありのままの姿を描かれていて言葉のそれぞれが心に響いてくるような作品でした。最後まで本当に楽しく読んでいけましたし、悩んだり楽しんだり苦しんだり色々なことがありながらも前に進み続けていく素晴らしい青春物語だったと思います。2013/08/03
謡遥
58
今月の電撃文庫三冊目。なんというか、最初の頃の仁先輩を思い出すなあ。空太もいうようになってかっこいい。龍之介はもう本当にゆるぎないけど、最大効率とか言って空太に気を回すように成長したなと思います。そして父親、最後にいい話しやがってもう!みたいな。あと、「うわ~、面倒くせ~」が伊織の全てを表していると思う。誤解招くか?ここまで男性陣にしかコメントしてない。僕男性陣好きすぎるだろ。2013/07/13