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内容説明
『さあ、私の下僕になりなさい!』突然現れたその金髪のお嬢様は、いきなり俺に噛みついた…。北欧からやってきたというその美少女は、『雪の牢獄』フロンクルーグ王国の元・王女にして、吸血姫。そして日本が誇る国民的スーパーアイドル!…になる予定の女の子。みんなから「崇拝される」ことにより自身の『異力』が強まってより吸血姫としてランクが上がるため…ということらしいが、その振る舞いを見ていると、ただ単にアイドルが好きだからとしか思えず…。“闇の存在”がスポットライトを目指す!?金髪吸血姫さん、アイドルはじめました!
著者等紹介
上月司[コウズキツカサ]
ライトノベル作家。1982年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
13
パンツ見れるうえに血を吸ってもらえる。ある意味古きよきラブコメといった感じで、あんまりゴテゴテしすぎてないのは悪くない。ただ、キャラは削ぎ落とした引き算系だから、あまりメインキャラ以外は掘り下げがないのがなぁ。あと吸血鬼のキャラというか設定はあまり活かせてないかな。話そのものとしてはここからなのでどう動かすのか。個人的にはエリィと響が好み2018/05/10
朝夜
9
読了。正直微妙な作品ですね… キャラ設定は面白いのにストーリーと世界観が微妙で読んでて眠くなりました(マテ キャラの設定は盛りすぎな程だけど正直その設定は必要か?と疑問に思う程活かしきれてない、かなり迷走してる作品ではないかな?2013/07/21
まりも
8
吸血鬼とアイドルの二つを組み合わせるという珍しい設定なのになんか普通だった。珍しい組み合わせなのにそれを活かしきれてないので結局目新しさがないただの萌えラノベになっちゃった感じですね。よくあるラブコメらしく可愛らしいキャラと読みやすさはある。まぁ続いていけばそれなりに面白くなりそうな気もするので次巻も買うとは思います。2013/07/13
1_k
7
さすがにベテランな品質だが、らぶなどーるの方が面白かったかも? 尺の割りにはイベントが少なく、テンポが悪いように感じた。終盤の展開があまりにも取って付けた感、もう少し丁寧な伏線・布石は要るやろ? キャラは悪くないが、凡作の域を出ていないかも。2013/07/14
524
6
☆4 【肉ばっかりで骨がない】王女で吸血姫の女の子が日本でアイドルを目指すドタバタコメディ。え~と…。アイドルという要素と吸血鬼という要素を出しているけど、それが見事に調和しておらず、かといってギャグシーンは同じような動きの繰り返しで面白いかと聞かれたら黙って首を振りたくなる。もっと吸血鬼であることを生かした構築にするか、アイドルとしての基本スペックと積み上げがほしかった。キャラ性という肉付けは良かったが肝心の骨組みがお粗末。【お気に入りキャラ:フェリシア】2013/07/14