電撃文庫<br> 赤村崎葵子の分析はデタラメ

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電撃文庫
赤村崎葵子の分析はデタラメ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784048916226
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

分析部―それは部長たる赤村崎葵子がありとあらゆる事象を(勝手に)分析し、余人には甚だ想像もつかない驚きの(偏見含む)道筋によって(たいていはどーでもいい)結論を導く部活である。そう、彼女にかかれば結論はいつも薮の中。マトモに見える時はだいたい間違ってて、明らかに間違ってるように見える時は意外と…やっぱり間違ってる?無駄にこんがらがった分析の先にかの美少女が導く驚愕と脱力の結論を、キミは把握できるか!?っていうかむしろ許せるのかコレ!?ひらめきと口から出任せと、ほんのちょっとのサービスででっちあげちゃう新感覚日常分析系ストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

55
これはかなり面白い。タイトル通りヒロインがデタラメな分析を披露しているだけだがヒントはきちんと提示されておりヒントを集めていけば答えにたどり着けるのが良いですね。敢えて真相を明かさない辺りがニクい。適当に見せかけて割としっかりしたお話の作り方で感心しました。登場人物もそれぞれ個性的で良かった。めぐるちゃんはアホの子で可愛いしテルとカモトキ君のイチャイチャだけでご飯3杯はいける← 次巻も楽しみです。2014/11/15

mihya

42
構成は面白かったけど、「分析だから」で論理性とかが誤魔化された感じがしていまひとつ腑に落ちない。まあ確かにデタラメってタイトルで言っちゃってるんだけどさ…。「分析4 ヴィルヘルムを分析する」はちょっと掘り下げてて良い感じ。 裏分析は面白い試みだけど、内容の半分はいらないかな。挿絵・イラストもいらないなぁ。2023/04/27

ソラ

38
D+:最初はなかなかむちゃくちゃな分析だなぁと思っていたところでだんだんと核心に迫っていくのが良かった。油断して読んでたら信頼できない語り手系だったのでちょっと不意を突かれた感じ2013/06/01

Yobata

29
人の痛みに敏感になるよう育ってきた加茂十希男は、赤村崎葵子,通称テルと共に分析部に所属し、様々な事を分析するテルに付き添い振り回されている。テルの分析はマトモに見え,説得力もあるように見えるが大抵間違っている⁈テルのPC上でのハンドルネーム,ヴィルヘルムだけが頼り。そんな分析部が日常を勝手に分析する物語。十希男に届いたラブレター,募金箱に1万円も入れたおじさん,盗まれた妹の財布,テルが慕っていた人物のアトリエに落ちていたタバコの吸殻を分析する4編。テルが作品内で行う事は推理でなくて分析。データを収集し→2013/05/16

さばかん

26
う~んこの外道オチ。 不意打ち。    分析とか言ってどんどん推理というか推測というか憶測というか想像というか妄想というか創作をふくらませていくのは楽しいですね。     それにしてもこんなに可愛くない妹キャラは希少だね。     裏分析のコーナーはなかなか面白かった。2013/05/23

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