出版社内容情報
“第3回魔法のiらんど大賞”最優秀賞!胸はりさける純愛、圧倒的人気!吉野で戦をする護良親王に一目会いたいと願う千鶴子。しかし、残酷にも“吉野落城”の知らせが届き――。
梅谷 百[ウメタニ モモ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
玉響
18
彦四郎さんが…‼︎彦四郎さんがぁぁあ‼︎こんなの悲しすぎる(´・ω・`)大和は護良親王に接触しましたね。これからどうなるんだろう。この巻では大和と真白の会話シーンが印象的ですね。お互い敵同士なのに大切な存在で…。こんなに辛くて苦しいことはないですよね。2人が心から分かり合える日が来ることを願うばかりです。2015/01/01
春の夕
1
読了
春の夕
0
再読いたしました。抗いようもないかなしみを孕み、幾度となく赤を撒き散らす青の国。笑みこぼれる柔い日が訪れても、どこか悲しみを帯びてしまう。語り継がれてきた歴史は平等に知るという意味では教科書ではたった数行分しかない。その数行にどれだけの人々の思いがあろうとすべてを知ることは難しい。悲しくて苦しくとも、それでも学びたい理由は憶えていたいからなのだと改めて思うことができました。2018/10/30