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内容説明
糺の森や鞍馬山、美しき緑は数あれど京都で一番はかの貴族邸宅の庭園です。それに勝ると噂されるのが四人の華麗なる執事。最近、その四人に弟子入りした新米執事がいるそうです。恋の手練手管を学ぶため、四人とお嬢様のアバンチュールを間近に体験しているとか。彼は彼で最近気になるお嬢様がいるようで。うまくいっているのかはわかりませんが、屋敷は大変賑やかなようです。
著者等紹介
範乃秋晴[ハンノシュウセイ]
福井県出身。第16回電撃小説大賞で見い出され、メディアワークス文庫にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ううち
14
執事&喫茶&京都を期待して1.2巻同時購入したのだけどなんかちょっと違った。拳正と衣麻お嬢様のやり取りは笑えるし、花言葉でのやり取りは素敵でした。著者の方のパワーが凄すぎて読むのにちと体力がいります。2014/05/21
のいじぃ
10
読了。国家レベルともなれば“救済”の名のもとに土足で人の心に踏み込むことも平気なのかな、と疑問。結婚詐欺まがい、人の死の再現、等いくら女性の心理を分析し、それらしく取り繕ったところで、作者のモラルやデリカシーが欠けていては、執事たちの魅力も半減するというもの。何より、シンデレラコンプレックス以前に執事たちの心の方が病んでいるように思えてなりません。お嬢様方もあのまま現実の恋愛復帰を果たしても、思考回路に難があるのでは。取り扱う問題が問題なだけに、気楽に読むにはいろいろと引っ掛かりを感じつつ次巻も読む予定。2013/12/18
紅羽
9
拳正くんの一直線な空回り具合が楽しくて、一気に読んでしまいました。しかしシンデレラコンプレックスって、こんな感じなんですかね。執事さんたちがそれを増長させているような気もしないでもない。それでも次回も楽しみにしています。さ2014/05/21
マカ
8
シリーズ第2弾。前作よりも読みやすかったし良かった気がする。免疫ついただけかな?(笑)遠矢の過去話は切なかった。『シンデレラ・コンプレックス』とは違うかもしれないけど、これはこれでトラウマになりそうだ(‐∀‐;)相変わらず拳正にイラつくんだよな~。成長してないからかな?それともあの言葉使いのせいか?正直、衣麻もちょっと苦手です(-_-;)しかし国家執事は大変だね。2013/12/04
ハルクイン
8
ありえない設定のオンパレードだけれども、笑いながら楽しんだ。特にすれ違いながらも通じてしまっていた会話には声を出して笑った。バトラーオブザフォーの方々は素敵で彼らにだったら一時の夢を見たいかも。拳正は衣麻お嬢様とのこれからも執事たちに支えられて頑張ってほしい。2013/03/11